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2022年3月3日
トウモロコシなどの大手輸出国であるウクライナ情勢の緊迫化で国際穀物相場が急騰。世界的な飼料価格上昇と酪農生産コストの増嵩で、国際乳製品相場がさらに高騰する恐れが強まっている。 NZ乳業大手フォンテラが1日に実施した毎月2回の乳製品電子入札であるグローバルデーリートレード(GDT)では、チェダーチーズ…
2022年3月2日
本紙が推定した2月の国産大手4社ビール類販売は前年同月比96%強となった。基幹銘柄のリニューアル効果・一巡前の新製品の拡売や、まん延防止重点措置・昨年新製品の反動減など、プラス要因とマイナス要因が混在したビールが104%強、4ヵ月連続のプラスとなり下支えした。反面、新ジャンルと発泡酒は90%弱、99~98%。…
2022年3月1日
清酒「獺祭」醸造元である旭酒造の桜井一宏社長(写真)は本紙のインタビューに対し、「日本酒における高付加価値品の可能性に正面からチャレンジする。『獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分』を中心とした現ラインアップの次ステージを目指す」などと語った。 21年9月期の売上高は約141億円、前年比3割以上増。昨年途…
2022年2月28日
うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)、核酸は、2021年も外食向けの業務用が苦戦したものの、加工用や家庭用が需要増もあり堅調に推移した。その一方で、原材料を含めた同時多発的なコスト上昇で、昨年末から各社が値上げを表明。メーカー全社が一斉値上げに踏み切るは約7年ぶりとなる。 原料のトウモロコシ…
2022年2月25日
健康志向の高まりを背景に2%弱伸長した昨年の糖質オフ・ゼロ系(機能系)発泡酒・新ジャンルだが、本紙の推定では、2カテゴリー計内の構成比が全国平均の36%強を上回ったのは、北海道、中四国、九州の3地域で、うち、最も高かったのは北海道の39%弱、次いで中四国の38%強、九州の37%強だった。 一方で、平均を下回…
2022年2月24日
日刊経済通信社調べによる2月前半(19日まで)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比96%となったようだ。全国的なオミクロン株拡大により人流が減少したたためか、パーソナル商品の荷動きが鈍化。チョコ、キャンディが低調に推移。大袋商品も予想に反し荷動きが低調で前年並み〜微減程度にとどまっている。…
2022年2月22日
本紙調べによる2021CY(1〜12月)の吟醸酒出荷数量の上位15社(表記は代表銘柄)は次の通り。 吟醸酒トータル(純米吟醸酒含む)で102%だった中、前年苦戦した反動でプラスは15社中10社(20年3社、19年8社、18年6社、17年8社)に増えた。トップ3に変動はなく、1位獺祭(旭酒造)は2ケタ増と復調、2位世界鷹…
2022年2月21日
本紙がまとめた2021CY(1〜12月)の特定名称清酒出荷量の上位15社(表記は代表銘柄)は次の通り。1位は2年連続で金紋世界鷹(世界鷹小山家G)。「北鹿」「越後桜」「京姫」を3本柱とし、吟醸酒・純米吟醸酒を中心に毎年伸ばしている。2位獺祭はかねてより純米大吟醸酒に特化、前年のマイナス分をほぼ挽回した。3…
2022年2月18日
1月のアイスクリーム市場は、1%増で着地した(本紙調)。北日本日本海側で降水量が多かったものの、日照時間は西日本日本海側でかなり多く、北日本、東日本日本海側、西日本太平洋側でも多くなった。アイスクリーム市場は前年が3%減だったこともあって底堅く推移した。4月からの累計は前年並み。1月の各社実績は次…
2022年2月17日
青物缶市場は、今春から値上げが本格化する。記録的な不漁が続くサンマをはじめとした原魚高に加え、空缶、包装資材、物流費の高騰など急激なコストアップが収益を直撃。大手各社とも3月以降出荷分からの価格改定や規格変更を発表するとともに顧客に理解を求めている。 青物缶は3魚種とも深刻な原魚高に見舞われて…
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