日刊食品通信

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酒類食品業界のニュースを迅速・正確・簡明に発信する総合速報紙。酒類食品に関するマーケティング・営業・広報担当者必読の日刊紙です。

媒体名 日刊食品通信
発行 月〜金曜日まで毎日発行(弊社営業日に限る)
仕様 A4判、9〜13頁
価格 6ヵ月 44,280円(税込)

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  • 酒類、飲料、乳製品、加工食品、冷食・チルド、流通他、人事・組織、決算、統計・データなど各方面の日々の出来事を迅速・簡潔に報道
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媒体紹介

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最新記事2024.07.26 更新 バック
ナンバー

熱中症対策商戦に巻き込まれるスポーツドリンク


 スポーツドリンク市場は、清涼飲料市場全体で過熱する熱中症対策商戦に巻き込まれているようだ。

 23年は人流回復に加え歴史的な暑さだったにもかかわらず数量ベースで前年並みと見られ、相次ぐ値上げによる購買意欲の減少を踏まえても物足りない結果。「需要がミネラルウォーターや麦茶飲料、炭酸飲料に分散。押された感もある」(業界関係者)という。「コストパフォーマンスで勝負するブランドの少ないスポーツドリンクにとって、今の物価高は厳しい」(同)と価格面の劣勢を指摘する声もある。

 24年もこの流れを引きずり上期(1~6月)はマイナス推移だが、7月中旬で関東甲信越が梅雨明けし長期的な猛暑が予測されるなど、連年で天候には恵まれる模様。各ブランドには他カテゴリーに負けない動きを期待したい。コカ・コーラシステム「アクエリアス」は2年目の甘さ控えめ「ニューウォーター」、セブン系限定の機能性表示食品「セブンプレミアム アクエリアス エスボディ」に注目。大塚製薬「ポカリスエット」は引き続き行政や企業と組んで熱中症を啓発しており、ファミリーマートや京王電鉄など消費者の目に入りやすい場所で活動していることも特徴だ。サントリー食品インターナショナル「グリーンダカラ」は子どもが高気温に晒されるリスクを「こども気温」として啓発している。

 ただ、やはりライバルは多く、キリンビバレッジは「世界のKitchenから ソルティライチ」に加え、プラズマ乳酸菌入り飲料を活用した“夏場の体調管理”にも力を入れる。熱中症対策の歴史は浅いが、森永製菓「冷やし甘酒」、マルコメ「糀甘酒」など甘酒も積極的に動いている。(詳細は姉妹誌「酒類食品統計月報」24年8月号)。

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