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2021年2月8日
好調が続く国内チーズ市場だが、その中でもフレッシュモッツアレラチーズが急速に伸長している。 国内のチーズ消費量は、2015年度から5年連続で過去最高を更新。19年度は業務用を含む総消費量が初めて35万tを突破した(農水省)。20年はコロナ禍の影響で業務用には大きなダメージが出る一方、学校休校やリモートワー…
2021年2月5日
本紙1月26日号で報じたように、昨年のビール単体の販売量は、巣ごもり消費の拡大と定着から樽生とびんがそれぞれ前年比59.9%、57.5%と大幅に減少。容器構成比も樽生が27.3%(前年35.6%)、びんも10.9%(14.7%)と大幅に下落する一方で、缶は97.3%と堅調な推移となり、構成比も61.9%(49.7%)に急上昇する結果となった。…
2021年2月4日
(大阪)キリングループ近畿圏は2日、21年度事業方針をオンラインで発表した。 キリンビール近畿圏の20年実績は、ビール17.8%減、発泡酒3.5%減、新ジャンル1.2%増でビール類計6.4%減。RTD計8.8%増、ノンアルコール飲料計7.7%増、洋酒計11.6%減。注力ブランドの「一番搾り」は22.2%減(全国計24.0%減)、「本麒麟」30…
2021年2月3日
(大阪)本紙調査による灘伏見清酒メーカーの2020年年間出荷状況は、コロナ禍に翻弄された20年を映す様相となった。 長年にわたる清酒市場の縮小傾向は変わらないものの、業務用から家庭用へと飲酒機会がシフトした傾向が造り別・容器別の動向からも垣間見られた。業務用のウエイトの高い一升びんや特定名称酒の…
2021年2月2日
本紙が推定した1月のビール類販売は、緊急事態宣言再発出の影響で樽生ビールとびんビールが大幅に減少。10月からの増税値上げが響きマイナスとなった新ジャンルも下押し要因となり、トータルで前年同月比80%強という厳しい結果となった。ただ、健康機能系商品群の2ケタ増が底上げした家庭用需要(缶製品)は2%弱、前…
2021年2月1日
ポッカサッポロフード&ビバレッジの価値創造飲料事業部は1月29日、専門紙向けに2021年の飲料事業戦略説明会を開催した。 黒柳伸治部長(写真左)は、「“ポッカサッポロらしい飲料”で市場の切り取り、ファン化を推進する」と意気込み。独自性のある製品で、20年に就任した征矢真一代表取締役社長が掲…
2021年1月29日
財務省貿易統計によると、20年1〜12月の清酒輸出金額は241.41億円、前年比103.1%だった。11年連続で過去最高を更新したことになる。新型ウイルス感染拡大で前半戦は苦戦(2月79%、3月78%、4月63%、5月66%、6月77%)したが、9月以降は中国・香港を中心にプラス転換し(9月139%、10月147%、11月162%、12月149%)、…
2021年1月28日
本紙がまとめた2020年度酒類・食品産業の生産額(見込み)は23兆7,779億円、前年比2.1%減だった。この数字は生鮮食品、米穀等を除く加工食品に限定したもの。新型ウイルス感染拡大により、業務用のウエートが大きい品目が苦戦を余儀なくされた。清涼飲料などは天候不順も足かせ。一方、巣ごもり消費を背景に家庭内調理の…
2021年1月27日
日本水産の浜田晋吾代表取締役専務執行役員COOは26日、新商品発表会の席上、事業概況や新商品のコンセプトなど要旨次の通り説明した。 第3四半期(4〜12月)の単体売上高は前年比94%。うち、食品事業94%(チルド除く食品100%、チルド82%)、水産事業94%、ファイン事業97%。食品(チルド除く)は、好調な家庭用…
2021年1月26日
本紙が試算した20年のビール類容器構成は、料飲店需要の冷え込みと巣ごもり消費の拡大を如実に表し、びん・樽の構成比が大きく低下する一方で、缶が前年を9ポイント弱上回る83.7%に達した。 特にびんビールは数量で43%弱減少し、構成比も1%弱に下落。業務用樽は数量でビールが40%強、発泡酒も48%弱、新ジャンルは…
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