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2022年10月3日
ビール類の仮需加速、1,000万箱規模に
10日1日からビール類の生産者価格が改定されたが、それに伴った9月の前倒し需要(仮需)が想定を上回る約1,000万箱(3カテゴリー計、ビール大びん換算)に上ったことが本紙の調べで分かった。
本紙推定の価格改定は、350ml缶で7円程度、500ml缶では10円程度の上昇だが、各社ともに、「想定より早い段階から仮需の動きが始まり、終盤にそれが加速した」ようだ。
一方、1,000万箱は、昨年9月販売量約2,610万箱の38%強、コロナ前19年9月販売量約3,530万箱(いずれも推定)の28%強に匹敵する大きなボリュームであるため、当然その反動も大きくなる。乱高下が終わる11月以降は、値上げ後の実需が試されることになる。
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