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2020年8月31日
味の素社は、味の素食品社三重工場内に「ほんだし」とサプリメントの製造・包装の一貫生産を行う新工場を竣工。10月から製造工程の稼働を開始する。投資額は約150億円。 同社は目指す姿を「食と健康の課題解決企業」と定め、その実現に向けて国内食品の生産体制の再編を進めている。その一環として、国内調味料・加工…
2020年8月28日
本紙がまとめた2019年度酒類・食品産業の生産額は24兆2,844億円、前年比0.8%増だった。この数字は生鮮食品を除く加工食品に限定したもの。プラスは8年連続。人口減で量的拡大は見込みづらいが、安定した需要をベースに、環境変化に応える多種多様な付加価値商品で底上げしている。業種によっては年度末に巣ごもり消費の…
2020年8月27日
パインアップル缶詰市場は、主要供給国タイ産の大減産が続いている。昨年来の熱波と干ばつで原料パインの収穫量が激減し、壊滅的な原料事情に見舞われている。タイ産パイン原料は、2018年の大豊作から一転、19年はエルニーニョ発生により、熱波が続き降雨に恵まれなかったことから、収穫量が大幅にダウン。年間処理量は1…
2020年8月26日
菓子の大袋商品が7月も好調に推移している。本紙が推計した出荷実績(金額ベース)でも3月以降、流通菓子トータルでは6ヵ月連続で前年割れが続いているが、チョコ・大袋は2月110%、3月108%、4月108%、5月112%、6月106%、7月112%、ビスケット・大袋は3月以降103〜110%で推移している。チョコスナックも4〜6月…
2020年8月25日
伊藤園は24日、「健康ミネラルむぎ茶」の秋冬新製品発表会をオンライン上で開催し、9月7日からホット対応製品を発売すると発表した。 ラインアップには500mlPET(税別希望小売価格140円、全国CVSおよび鉄道限定、コールド兼用)に加え、電子レンジでの加温に対応した275mlPET(同115円、全国)も展開。外出先はもち…
2020年8月24日
日清フーズは21日、秋季新製品発表会をオンラインで開催した。常温食品は新製品13品・リニューアル7品、冷凍食品は新製品9品・リニューアル4品を発売する。販売目標は、常温食品が30億円・冷凍食品が50億円。 冒頭、小池祐司取締役社長は「内食需要が急増し、当社製品はスパゲティ、小麦粉、お好み焼粉、乾めんな…
2020年8月21日
日刊経済通信社調べによる8月上旬の流通菓子出荷実績(14日まで、出荷金額ベース)は、前年同時期ベースで1ケタ後半減、進捗率は4割弱〜5割強と推定される。カテゴリー別ではスナック菓子、チョコ菓子のほか、一部ビスケットが活発な荷動きを見せているものの、全般的には低調な動きとなっている。7月後半からの急…
2020年8月20日
春夏の乾めん市場が巣ごもり消費の定着化でベースアップしている。業界調べによると、3~7月累計で2ケタ増(ギフト除く)。3~4月は備蓄需要により大幅増で滑り出し、5~6月も約20%増と高水準をキープした。最盛期の7月は天候不順で数%減となった模様だが、メーカーが春先の在庫一掃で商品を供給しきれなかった…
2020年8月19日
(大阪)日本ハムは17日、秋冬新商品を発表した。4〜6月の第1四半期は、コロナ禍による例年とは違った動きとなり、内食機会が大幅に増えた。学校休校や在宅テレワークの普及により、特に昼食機会が130%と大幅増。政府から買い物に行く頻度を減らす要請もあり、精肉に比べて長期保存が可能なハム・ソーセージ・ベーコ…
2020年8月18日
7月のアイスクリームの販売実績は、3%減で着地した(本紙調)。4月からの累計は2%増。 7月は全国的に日照時間が少なく、東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では、それぞれ7月としては1946年の統計開始以来、第1位の寡照となった。このため気温は、西日本・東日本とも低い状況が…
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