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2020年12月2日
11月の新J、仮需反動と価格上昇が響く
発泡酒は健康機能系が底上げ
本紙が推定した11月の大手4社ビール類販売実績は前年同月比89%強にとどまった。月初まで増税仮需の反動を引きずった新ジャンルが、店頭価格の上昇に伴うRTDなどへのシフトも相俟って89%強に落ち込み、全体を下押しした。ほか、缶製品が比較的健闘しているビールは86%強。健康機能系が底上げしている発泡酒は101%だった。ビールの構成比は47%強(前年同月49%弱)だった。
一方、1〜11月累計は91%弱と10月時点とほぼ同水準をキープした。カテゴリー別にはビールが78%弱、新ジャンルが104%弱、発泡酒は98%強。巣ごもりを背景に缶製品中心の消費が続いていることを表した。ビールの構成比は40%強(前年同期47%弱)まで後退している。
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