日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2020年11月30日

介護食、市販・業務用ともアプローチ模索


 今年の介護食品市場は、販売動向や利用実態を捉えにくい環境にあるが、昨年まで続いてきた前年比2ケタ増ほどの伸び率ではないようだ。市販用・業務用とも新型コロナの影響が出ている。商品施策においては、春の新商品を十分にアピールできず、秋の新商品も発売を見送り、OEMの場合は相手先の工場を視察出来ず商品を発売できないといった影響があった。病院や施設への営業活動の制限が続いており、新規開拓も難しくなっている。

 市販用は、介護サービスの休止や利用控えにより在宅介護の負担が増えているため市販用介護食品の利用増加が想定される反面、在宅時間も増えたことで手作り調理が増えた可能性もある。加えて、経済状況がさらに悪化した場合、節約志向が一層高まり、やわらかさによっては手作り調理が増える可能性も指摘されている。

 

▼以下略

 

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ