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日刊食品通信
2020年11月27日

各地で活躍するナチュラルチーズ工房


「日本人に合う」チーズで国際化に対応

 ナチュラルチーズの生産者が全国各地で着実に増加している。大手乳業者を除く2019年のチーズ工房は323ヵ所で5年前に比べ83ヵ所増加するとともに過去最多となった。国内の19年度のチーズ総消費量は約35万8,229tと過去最大で、消費拡大が生産拠点の増加につながっている。

 一方、2018年12月30日にTPP11、2019年2月1日には日EU・EPAが発効するなど、国際情勢は大きく変化。国産チーズは今後、輸入チーズとの厳しい競争に、より一層直面すると考えられる。高品質化や製造コストの削減は喫緊の課題だ。

 高品質化の取り組みのひとつとして、国内の嗜好に合わせた商品開発が進んでいる。国内では口当たりが良く、牛乳の風味が楽しめるチーズや、比較的クセのないチーズが好まれる傾向があり、多くのチーズ工房がフレッシュタイプやハードタイプ、白カビタイプを中心に様々な種類を製造している。        

 

▼以下略

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