Menu
2021年10月20日
世界的な海上輸送の逼迫は、水産業界にも及んでいる。大手筋によれば、東南アジアからの輸入が主流のエビ加工品は、ベトナムからの調達に影響が出始めており、その分をインドネシアやタイなどから補完するなど、全体最適を探っている。現状では既存の得意先に対する影響は最小限に食い止めているが、新規顧客への対応は…
2021年10月19日
上期(4〜9月)のアイスクリーム市場は、1%強前年を下回った(本紙調)。 昨年、コロナウイルス感染拡大の影響で学校休校や在宅勤務が拡大。アイスクリーム市場は業務用が大きなダメージを受ける一方、市販用は伸長した。特にマルチやファミリータイプが好調だったため、今期は反動減を余儀なくされた。 上期を…
2021年10月18日
9月の首都圏酒類卸商況は、24日以降にあった緊急事態宣言や重点措置の解除報道により最終週が多少上振れ。業務用は悪いながらも、わずかに持ち直したことから、前年比80%強程度と推定。 家庭用は伸びが鈍化し、100%弱。外飲みが長らく停滞していることから、全体的にアルコール消費量が徐々に落ちてきているとされ、…
2021年10月15日
日刊経済通信社調べによる9月の大手菓子メーカー6社の出荷実績(金額ベース)は、今秋も各社主力ブランドのリニューアルとアイテム拡充が中心となっており、順調な店頭導入を反映している。苦戦が続いていた板チョコも復調し、7ヵ月ぶりに前年を上回った。ハロウィン関連商品も店頭露出も高く、当初は苦戦が予想され…
2021年10月14日
本紙が推計したRTD主要メーカーの1〜9月販売実績は、5社計で前年比107%だった。社別では4社がプラスで、そのうち2社が2ケタ増。在宅時間増加による家飲みのさらなる定着や、ビール類酒税改正の影響などに加え、新商品や限定商品が寄与し、伸長した。また、健康志向を理由に、健康感を軸にした商品群が堅調だったほ…
2021年10月13日
本紙調べによる9月の発酵乳実績は、全体では1%減となった。カテゴリー別では、ハードは1%減、ソフトは前年並み、プレーンは前年並み、ドリンクは3%減を見込む。機能性タイプはばらつきをみせる中、プレーンタイプは整腸、健康維持という視点から徐々に支持を集め、回復基調にある。 明治は推定で3%減。「ブルガ…
2021年10月12日
世界的なコンテナ不足が長期化している。缶詰冷食業界もチキン加工品や冷凍野菜など、東南アジアや中国で生産する品目が多いほか、米国産畜肉原料、欧州産冷凍野菜など輸入遅滞の影響が懸念されている。 コンテナ不足は、新型コロナウイルス感染拡大が顕在化した昨20年1月以降徐々に広がり、ロックダウン等により主…
2021年10月11日
清涼飲料市場の2021年9月実績は、数量ベースで前年比7%減。累計は1%減となり、残りの月のボリュームを考えると、年初に多くの主要メーカーが見込んでいた“年間2%増”の実現が非常に難しくなった。 9月末まで延長された緊急事態宣言で家庭外消費が滞ったことはもとより、月初から中旬まで続いた低温が…
2021年10月8日
伊藤園は順次、ホームサイズPETの野菜飲料を業界で初めて環境配慮型にし、「環境に配慮したECOボトル」として展開。リサイクルPET、植物由来PETを使う。同時に消費形態の変化に対応して容量を930gから740gに変更する。単身・少数世帯の増加、高齢化が進む現代社会で最適な容量だという。 皮切りとして11日から「充実…
2021年10月7日
業務用冷凍食品市場は、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の全面解除を受け、回復への兆しがみえてきた。 宣言解除の見通しが濃厚となった9月最終週以降の大手メーカーの出荷状況をみると、「外食を含む業務用の動きは前年よりも良くなっており、需要増加傾向の兆しがみられる」、「個人店・小規模チェーン向け取引…
媒体紹介へ