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日刊食品通信
2021年12月2日

11月のビール、業務用の立ち上がりを反映


全カテゴリー増は2年2ヵ月ぶり

 本紙が推定した11月の国産大手4社ビール類販売は前年同月比108%弱となり、2ヵ月連続で前年を上回った。業務用が徐々に回復しているビールが113%弱と4ヵ月ぶりにプラスに転じたほか、基幹銘柄が揃って伸長した新ジャンルも103%と2ヵ月連続のプラス、健康機能系がけん引した発泡酒も103%強と3ヵ月連続で前年を上回った。全カテゴリーが前年を上回るのは消費増税直前の19年9月以来2年2ヵ月ぶり。ビールの構成比は前年同月を2.3ポイント上回る49.5%だった。

 一方、1〜11月累計は3カテゴリー計で前年同期比94%弱。10月累計より1.3ポイント強改善した。ビールが97%強(10月累計95%強)、新ジャンルが88%強(87%強)、発泡酒は103%弱(103%弱)。ビールの構成比は41.6%(40.7%)となっている。

 

▼以下略

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