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2022年1月2日
減少続く新Jの見極めも重要 令和4年のビール類市場の焦点は、失地回復の緒に就いた業務用ビールの趨勢と、一昨年10月の増税以降、想定外の減少を喫している新ジャンルの見極めにある。その一つの鍵は、料飲店でのビール需要回復の幅とスピードが握っている。 本紙が推定した令和3年のビール類販売は、前…
2022年1月1日
外食産業に一筋の光が射し始めた酒類食品市場。変異ウイルスの行方が気掛かりだが、当面の課題は飲食店需要振興のサポートと、コロナ禍で変化した市場構造の近未来予測に集約されよう。そして、それらの根幹を成すのは、これまでと変わらない飲食の魅力を広めることへの弛まぬ積み重ねだ。 日本フードサービス協会が…
2021年12月29日
乾めん市場でそば類が好調に推移している。業界調べの4〜11月販売実績(金額ベース)をみると、巣ごもり特需の反動減で前年比は約95%ながら、一昨年比は約120%とベースアップが顕著だ。健康志向や本物志向を背景に数年前から高配合(十割そば・八割そばなど)を中心にファンが増えつつあったが、DEEN池森秀一氏をはじめ…
2021年12月28日
ビール大手4社のノンアルコールビール販売が今年、初めて2,000万箱を突破し、2,200万箱程度になりそうだ(本紙推定、ビール大びん換算)。 2018年から20年まで年率2%前後の安定した伸びをみせていたノンアルコールビールは今年、巣ごもり需要の定着と健康志向の高まりを背景に1〜11月で1,990万箱と昨年実績の1,980…
2021年12月27日
日本ショッピングセンター協会は23日、冬季定例記者懇談会を開催。21年(1~12月)に新設されたSC数が前年を17下回る24SCだったと発表した。直近20年では12年の35SCを下回り最も少なかった。一方で37SCが閉鎖され、同年末の全国SC数は3,282で13SC純減となった。 今年の新設SCは東京、大阪、愛知といった大都市圏での…
2021年12月24日
冷凍食品市場は、家庭用は引き続き伸長し、業務用は回復へ光明が見えてきた。長期化するコロナ禍で生活スタイルが一変するなか、冷凍食品の存在価値は一段と高まっており、今後も成長が見込まれる。一方、輸入品を中心とした原材料や燃料費高騰、国内外の物流費アップなど、引き続くコストアップは深刻度を増し、各社の…
2021年12月23日
2021年度の家庭用チルドめん市場は、業界調べで前年比約4%減(4〜11月累計)だが、特需の反動を除いた19年同期比は約13%増と高水準をキープしている。巣ごもり消費の継続で内食化率が高止まりしており、昨年新規流入した若年層(20〜40代)も一定程度は定着したとみられる。カテゴリー別では、「ラーメン類」が前年ク…
2021年12月22日
ロッテのチューインガム部門が9月以降、好調に推移している。チューインガム合計では、9月100.6%、10月108.7%、11月138.1%と月を追うごとに大きく伸長。10月5日に新発売したBTSデザインの「キシリトールガム ピーチ」「同 ベリーミックス」「同 BTS Smileボトル」が寄与し、「キシリトールガム」トータルでも10月12…
2021年12月21日
農水省牛乳乳製品統計と財務省貿易統計をもとに本紙が試算した2021年度上期(4〜9月)のチーズ総消費量(業務用、その他原料用を含む)は18万675t、前年同期比0.3%増。輸入ナチュラルチーズ(NC)総量が14万3,891tで1.6%減少する一方、国産NC生産量は2万784tで13.0%増。国産品が輸入品の一部に置き換わる形で高水準を…
2021年12月20日
日刊経済通信社推計による2021年の菓子市場規模は、生産数量で196万t、前年比103.4%、出荷金額では2兆4,423億円、103%と増勢が見込めるものの、一昨年比では数量97.2%、金額96.9%にとどまった。流通菓子全体では総生産量で120万3,000t、103.5%、出荷金額では1兆5,191億円、103%と堅調に推移。一昨年比でも数量100.2%、…
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