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日刊食品通信
2022年2月15日

首都圏酒類卸商況、好調に推移も下旬に失速


まん延防止等重点措置が再発出

 1月の首都圏酒類卸商況は、下旬にまん延防止等重点措置が再び発出された影響で業務用需要が失速。コロナ禍が丸2年経過したことから家庭用の伸びも鈍化。緊急事態宣言が発出されていた昨年(1月8日〜3月21日)よりも数字上は改善し、全体で110%前後と推定されるが、コロナ禍前の水準には戻っていない。近年は正月の祝賀ムードも薄れ、帰省にもまだ積極的でないことから、購買意欲に影響していると見られる。

 カテゴリー別では、ビール類は104%弱。中旬までは業務用が改善していたため、ビールは125%強。家庭用は「アサヒ生ビール(マルエフ)」や「SD生ジョッキ缶」が寄与。下旬に刷新した「パーフェクトサントリービール」は好調で、3月の業務用展開にも期待。「一番搾り 糖質ゼロ」は好調。発泡酒は95%強。機能系が健康志向にマッチしてきたが踊り場に。

 

▼以下略

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