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日刊食品通信
2022年2月9日

カツオバンコク相場、反落


インド洋好漁で一時的下げ

 ツナ缶の主原料であるカツオのバンコク相場は、今年1月末段階で反落した。昨12月末に4年ぶりの高値水準に達していたが、インド洋での漁模様が12月中旬~1月中旬まで順調に推移したこともあり、相場は一時的に下落した。

 大手筋によると、1月31日現在のバンコクカツオ相場はUS$1,750/MTから$1,600/MTと反転下落。漁模様は、中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)は低調、東部(ナウル・キリバス周辺)は好漁となった。ただ、今後の漁模様は注視が必要としている。

 これに先立つ、1月中旬現在、バンコクカツオ相場はUS$1,750/MTと前月相場から横ばい。中西部太平洋の12月中旬以降の漁模様が改善傾向にあったが、小型キハダが高い混獲率となったことから、カツオの供給量は引き続きタイトとなり、相場をもう一段上げたい漁撈側と製品販売の回復のために相場を下げたいパッカー側で均衡した。

 

 ▼以下略

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