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2020年3月18日
大手製パンメーカーの19年の販売金額は、前年比増で推移。山崎製パンは0.1%増、フジパングループ本社は0.6%増、敷島製パン(Pasco)は前年並みとなった。ホールセールの苦戦が続いていたが、昨夏は長梅雨だったことから、例年、不需要期となる7月が堅調に推移した。カテゴリー別にみると、食パンが好調。山崎製パンは前…
2020年3月17日
ツナ缶市場は、主原料のキハダマグロの価格が高騰してきた。直近2月のバンコク相場はUS$2,850/MTと、世界的な原料不足を背景に昨秋から上昇傾向にある。カツオも昨年末の底値圏から反転上昇。新型コロナウイルスの感染拡大で内食需要が高まるなか、タイのパッカーサイドはフル生産しているが、各トレーダーとも玉…
2020年3月16日
本紙が集計した2月の発酵乳実績は、免疫力を高めるという機能性を訴求したドリンクタイプが14%増と大きく伸長。プレーンタイプも栄養摂取による体調管理という意識から5%増となり、市場計でも8%増と今期最も高い伸びとなった。特に2月最終週に政府から休校要請が出されたことで、週末に買いだめ需要が発生し、各社と…
2020年3月13日
本紙推定による19年(1〜12月)のペットフード市場は、前年比約1%増の3,055億円を見込む。前年度から傾向は変わらず、飼育頭数が減少基調の犬用は前年割れ、猫用はおやつがけん引して伸長した。ペットフードは軽減税率適用外のため、増税前の9月は駆け込み需要があった。 全体のトレンドは、犬用・猫用ともに、健…
2020年3月12日
街角景気の冷え込みが東日本大震災当時をも上回る規模になりつつある。「巣ごもり消費」と言われるように、料飲店需要の厳しさも日に日に増し、ビール類では新ジャンル缶への消費シフトが加速。狭義のビールにとっては、この苦境を缶製品でいかに凌ぐかが重要課題となっている。 新ジャンルのビール類内構成比は2月…
2020年3月11日
日刊経済通信社がまとめた2月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で101%となったようだ。流通菓子の市況は年明けから荷動きが鈍く、季節商材のいちご関連商品は低調、バレンタイン向け商品出荷も前年割れとなるなど苦戦が続いていた。さらに、前年の1月にハイカカオ系チョコがテレビの情報番組による報道で拡大…
2020年3月10日
清涼飲料市場の2月実績は、前年比2%増で着地した。新型コロナウイルスの影響でスポーツドリンク、乳酸菌飲料、野菜飲料などの一部製品が体調管理を目的として購入されたようだ。また、感染を避けるため外出を控える人が増え、備蓄需要で水や茶系の大型PETも動いた。一方、暖冬でホット製品は苦戦が続き、特にコーヒー…
2020年3月9日
Jミルクは5日の臨時総会(別掲)の席上、最近の生乳および牛乳乳製品の需給状況と新型コロナウイルス感染症発生に伴う酪農乳業の影響について報告した。 北海道・都府県ともに生産者団体、乳業者が万全な体制を整え対応しているため、現時点では大きな混乱はない状況だが、今後の消費動向が不透明なこともあり、注視…
2020年3月6日
新型コロナウイルスによる感染症対策で、政府が2月27日に要請した全国一斉休校は、給食事業者に甚大な打撃をもたらしている。こうしたなか、学校給食4団体は4日、都内で本紙など食品専門紙に卸・メーカーの窮状を訴えた。会見したのは、全国給食事業協同組合連合会、日本給食品連合会、学校給食物資開発研究協会、関…
2020年3月5日
ロッテは4日、本紙に対しアイスクリーム事業の20年度計画および19年度着地見込みについて次のように説明した。 20年度の売上高計画は、6%増の898億円(海外含む)。20年度から始まる新たな新中期計画(20~23年)では、23年度売上高1,000億円をめざす。新中期計画では、「クーリッシュ」と「雪見だいふく」に注力。…
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