日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ

2020年3月16日
2月の発酵乳、8%増(本紙調)
新型コロナ感染予防で伸長
本紙が集計した2月の発酵乳実績は、免疫力を高めるという機能性を訴求したドリンクタイプが14%増と大きく伸長。プレーンタイプも栄養摂取による体調管理という意識から5%増となり、市場計でも8%増と今期最も高い伸びとなった。特に2月最終週に政府から休校要請が出されたことで、週末に買いだめ需要が発生し、各社ともに販売が急増した。一時供給面での不安も生じたが、生産管理を徹底することで安定供給に努めている。なお、現時点で原料面には特に問題は生じていないようだ。また、3月に入ってもドリンクタイプを中心に前年を上回るペースで推移している模様。
カテゴリー別では、ハード3%増、ソフト9%増、プレーン5%増、ドリンク14%増。
明治は約9%増。「ブルガリア」は約5%増。このうち「プレーン」は約9%増、4連は8%増。「テトラトップ」900は約2%増。「LG21」は前年割れ。「R-1」は、“免疫力を高める”という商品特性が支持され、ドリンクタイプが約18%増となった。「PA-3」は機能性表示取得効果もありドリンクは約60%増の伸びとなった。
雪印メグミルクは10%増。「恵」ブランドはプレーンは15%増。4Pは5%増。ガセリトータルで微減。「牧場の朝」は10%増と堅調。「毎日骨太」飲むタイプは前年並み、「Fe」は1%増で着地した。「乳酸菌ヘルベ」はほぼ計画通りに推移している。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。