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日刊食品通信
2020年3月12日

巣ごもり拡大、ビール類にも影響


事態終息後の料飲店復興も課題

 街角景気の冷え込みが東日本大震災当時をも上回る規模になりつつある。「巣ごもり消費」と言われるように、料飲店需要の厳しさも日に日に増し、ビール類では新ジャンル缶への消費シフトが加速。狭義のビールにとっては、この苦境を缶製品でいかに凌ぐかが重要課題となっている。

 新ジャンルのビール類内構成比は2月も前年同月を上回った。15年には34.9%だったものが、16年35.3%、17年35.7%、18年は新製品のヒットと大手流通PBの国産化で38.2%に急上昇。19年は遂に4割を突破した(40.3%)。その後も今年1月が43.5%、2月は45.2%と上昇に歯止めがかからない。その背景には、消費増税で加速した生活防衛意識の高まりがあるが、直近では新型コロナウイルスによる巣ごもり消費の拡大が加わっている。(数値はいずれも大手4社計の本紙推定)

 

▼以下略

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