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2020年1月16日
清涼飲料市場の2019年実績は、前年比2%減で5年ぶりのマイナス着地を喫した。最盛期の7月が記録的な天候不順で19%減となり、この減少分を最後まで引きずった。また、春先〜初夏にかけて業界全体で実施された大型PET製品の値上げも、消費者の購買意欲を低下させた模様だ。 カテゴリー別では、紅茶飲料の躍進…
2020年1月15日
日刊経済通信社がまとめた2019年12月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は前年同月比98%となり11月に続き2ヵ月連続で前年を割った。 10月後半から市況が低調に推移。チョコの一大イベントであるバレンタインデーに並ぶまで拡大した10月末のハロウィンも出荷金額では前年並みを維持したが、店頭ベースと菓子以外を…
2020年1月14日
ニチレイフーズは10日、新商品発表会を開催。家庭用冷凍食品新商品12品、業務用冷凍食品新商品20品など合計63品を主に3月1日から発売する。 家庭用冷凍食品は、新カテゴリー育成に向け「極上ヒレかつ」(写真)を提案。手作りの代替として伸長している炒飯、唐揚げに続いて畜肉系カツに焦点を当てた。箸で切…
2020年1月10日
サントリーホールディングスは9日、今年の国内酒類事業を発表した。各事業会社の振り返りと今期の取り組みは以下の通り。 サントリービール=19年は、酒税改正を見据えた主力ブランドの強化・体制構築に成功。「ザ・プレミアム・モルツ」ではビールならではの価値である「泡」にフォーカス、“神泡”を徹…
2020年1月9日
昨年10月1日から始まった消費税率10%への引き上げと食品等に適用される軽減税率。3ヵ月を経過したが、菓子業界にも一部影響が出ているようだ。本紙の取材では、商品単品ごとには影響はそれほど見られないものの、催事関係では購買マインドが低下からか、例年に比べて荷動きが鈍く、秋冬商戦の大きなヤマ…
2020年1月8日
昨シーズンのサンマ漁は、5年連続で不漁となった。全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)が公表したサンマ水揚高(12月31日現在最終)は、数量ベースで4万517t(前年比34%)と、昭和44年(1969年)に記録した5.2万tを50年ぶりに下回り、記録が残る昭和30年代の後半以降で最低水準となった。 これに伴い、…
2020年1月7日
本紙が推定した19年の国産大手4社ビール類販売は、前年比98.6%の3億8,457万7,000箱(ビール大びん換算)となった。12月が3カテゴリーともに消費増税後3ヵ月連続のマイナスとなるなど低水準に終わり当初の予測を下回ったものの、長梅雨・低温、台風や地震などの度重なる自然災害、個人消費の停滞、消費増税など、多く…
2020年1月4日
酒類食品総合卸売業は、各社の売上高は比較的堅調に推移しているが、恒常的な人手不足や物流コストの上昇が一段とエスカレート、さらには得意先小売業の変化に伴い、帳合変更がより激しくなるなど厳しい事業環境が続いている。 昨年も自然災害や天候に泣かされた1年だったが、“食のライフラインを担う卸…
2020年1月3日
今年の低アル・RTD市場も拡大が続くだろう。 12年連続成長を遂げた2019年は、前年比10%以上のプラスで着地。勢いのある高アルやウイスキーハイボール缶、基幹商品が好調だったことに加え新商品が寄与。中でも、既存品も含めた「レモン」フレーバーが市場を彩った。 サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」のよ…
2020年1月2日
ビール各社みずからが引き続きマイナス成長を予測する今年のビール類市場。カギを握るのは生活防衛意識の高まりから構成比を上げ続けている新ジャンル市場での攻防だ。また、終盤からのビール類酒税一本化第一弾施行後の市場検証は、26年の完全一本化による消費変化を読む重要な試金石となる。 本紙が推定した19年の…
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