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2021年8月4日
雪印メグミルクのインドネシア事業が急速に拡大している。同社は2012年5月、雪印メグミルクインドネシア(MSBI社)を設立。徹底した市場分析を基に開発したプロセスチーズなどを展開。20年の売り上げは6,000t強に達している。同社の阿部秀昭海外事業部海外戦略グループ課長(写真)は「23年の販売物量は1万tを計画。さ…
2021年8月3日
本紙が推定した7月の国産大手4社ビール類販売は前年同月比99%強となった。好調な缶製品が特に2020東京大会開会に合わせた4連休以降に伸長し、ビールと発泡酒がそれぞれ103〜104%、107%強と伸長。反面、新ジャンルは92〜93%と苦戦が続いた。ビールが基幹銘柄の堅調に糖質ゼロが加わり2ヵ月ぶりのプラス。機能系のけん…
2021年8月2日
8月の流通菓子展望は、市場としては端境期を迎えるものの、再び拡大しつつあるコロナウイルス感染症の拡大による、巣ごもり需要の拡大で大袋商品の拡大が予想される。7月の菓子市場は6月に続き、本紙推定で3〜5%増と前年を上回りことが予想されるが、一昨年比では微減〜前年並みにとどまりそうだ。 8月は新商…
2021年7月30日
財務省貿易統計によると、上期(1〜6月)の清酒輸出は金額174億9,400万円、191.7%、数量1万4,939kl、169.9%と大きく伸ばした。前年がコロナ禍で低水準(金額75%、数量65%)だった裏返しであるものの、19年比でも金額144%、数量111%と増えている。上位国の金額をみると、アメリカが155%(20年1〜6月69%)、中国が238…
2021年7月29日
本紙がまとめた酒類・食品メーカーの20年度設備投資実績および21年度計画の上位10社は次の通り。10社計でみると、20年度は6,608億円、98.2%と前年割れだった。17年度6,191億円、18年度6,291億円、19年度6,732億円と拡大基調にあったが、昨年は新型ウイルス感染拡大で業務用ルートが打撃を受け、とくに市場規模が大きい酒…
2021年7月28日
日刊経済通信社推計による7月前半(16日まで)の流通菓子出荷状況(金額ベース)は、合計で2〜4%増と堅調に推移しているようだ。 全国的にコロナウイルス感染者が再び拡大するなか、23日に開幕した東京五輪への先行き不透明感から、小売店頭でも“オリパラ”テレビ観戦を想定した売り場づくりは少…
2021年7月27日
21年上期(1〜6月)焼酎甲類・混和焼酎の出荷状況は、上位銘柄が堅調に推移した。また、巣ごもりで手作り梅酒への関心が高まり、果実酒用のホワイトリカー35度が久しぶりに活況を呈した。 焼酎甲類は日本蒸溜酒酒造組合調べの1〜5月累計の出荷数量は前年同期比91.6%とマイナス基調にある。ただし、焼酎甲類では昨…
2021年7月26日
20年度のアイスクリーム市場は、コロナ禍を背景にマルチタイプが伸長した。 日本アイスクリーム協会がまとめた「アイスクリーム類及び氷菓」販売実績(メーカー出荷ベース)によると、販売金額の伸長率は「ホームタイプ」「マルチタイプ」「その他一般」「モナカ」「紙カップ」「プラカップ」の順。巣ごもり需要がこ…
2021年7月21日
21年上期(1〜6月)の清酒出荷概況だが、全体では97〜98%で推移したようだ。 造り別では、全体の3分の2の構成比を持つ一般酒が98%前後と、大手銘柄を中心に家庭用紙パック製品が大都市圏中心に比較的堅調に動いている。 灘・伏見と関東大手の出荷概況を見ても、菊正宗、黄桜、世界鷹小山家Gは年初からプラスで…
2021年7月20日
6月のアイスクリーム販売実績は、2%程度前年を下回った(本紙調)。6月の天候は、全国的に気温は高く、特に北日本ではかなり高くなった。北・東・西日本は日照時間が多い地方が多かった一方、沖縄・奄美の降水量はかなり多く、日照時間はかなり少なくなった。アイスクリームの商況は、前年が13%増と極めて高かったた…
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