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日刊食品通信
2021年9月21日

首都圏酒類卸商況、宣言地域拡大で厳しさ増す


天候不順もマイナスに影響

 8月の首都圏酒類卸商況は、東京に加えて埼玉・千葉・神奈川も緊急事態宣言が発令されたことから業務用はさらに厳しくなり、前年比90%弱程度と推定。天候不順も足枷となった。家庭用も落ち着きが見られ、100%程度。全体的に酒類の消費量が落ちている様子で、在宅時間に慣れて家飲みの新鮮さが無くなり、バリエーションも頭打ちか。業態別では、SMは好調もDS、Dg.sは停滞と、チャネルでバラつきが見られた。EC販売は引き続き好調。

 カテゴリー別では、ビール類は70%前後。ビールが70〜80%と業務用減が大きく影響。家庭用では、「一番搾り 糖質ゼロ」「SPRING VALLEY 豊潤〈496〉」などは定番になりつつある。9月14日発売の「アサヒ生ビール マルエフ」には期待感。発泡酒は引き続き機能系が堅調も、95%ほどとやや減。新ジャンルは、反動減と値上げで80%強。RTDへの流出が進んでいる模様。

 

▼以下略

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