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日刊食品通信
2021年9月13日

しょうゆ大手5社の8月出荷量、0.6%減


1〜6月累計1.6%増

 本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の8月しょうゆ出荷量(自家消費除く)は、2万6,347kl、前年同月比0.6%減となった。

 8月は、家庭用、業務用とも苦戦となり全体で前年割れ。なお、19年比では7.3%減の実績となっている。

 カテゴリー別の動向を見ると、家庭用は1LPETや鮮度容器の減少が響き、前年を下回る動きに。前年同月と比較し、長い外出自粛による調理疲れから簡便商品への移行が進んだことなどが減少の要因とみられる。また、一部地域でのお盆需要が減少したことも影響しているようだ。業務用は、飲食店向け中心とした需要減が響いた。前年同月はGo Toキャンペーンにより飲食店の需要が回復基調となっていたが、本年については緊急事態宣言に伴う営業時間短縮や酒類提供自粛などから需要が大幅に減少。               

 

▼以下略

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