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2022年10月18日
上期(4〜9月)のアイスクリーム市場は、約3%前年を上回った(本紙調)。 市販用アイスの上期商況を月別でみると、4月は4%増、5月は2%増、6月は2%減、7月は1%減、8月は10%増、9月は3%増。4%増でスタートした市況は、6月と7月に微減となったものの8月の急伸(10%増)で伸長し、9月も前年実績を確保…
2022年10月17日
本紙が試算した7~9月(3Q)のビール販売は、業務用需要の回復と値上げ前の駆け込み需要で前年同期を38%上回る大きな伸びをみせた(新ジャンルと発泡酒を除く)。 業務用樽が前年同期の2.5倍を超え、びんも特に中びんが2.2倍と伸長し、びん計で78%増となった。家庭用需要を反映する缶は350mlが16%増、500mlは9%増…
2022年10月14日
スチール缶リサイクル協会は13日、鉄鋼会館(東京・中央区)で「2021年度スチール缶リサイクル率・リデュース率」等の記者説明会を開催。廣瀨 孝理事長(日本製鉄代表取締役副社長・写真)、倉持隆志副理事長(東洋製罐執行役員品質保証機能担当)、中田良平専務理事が主席し概要を説明した。 21年度のスチール缶リ…
2022年10月13日
日刊経済通信社調べによる9月の大手菓子メーカー6社の出荷実績(金額ベース)は、秋季新商品の導入順調に加えて、ポケット商品が8月に続き伸長。ハロウィン関連商品も前年を上回るなど、後半に向けて順調なスタートとなった。 明治=単月合計は1ケタ後半増。チョコレートは1ケタ半増。ブランド別では「ミルチ」…
2022年10月12日
清涼飲料市場の22年9月実績は、数量ベースで前年比9%増、累計では5%増となった。 前年9月は緊急事態宣言や低温の影響もあり7%減となったが、今年は、10月の価格改定を前に発生した仮需により大型PETの茶系飲料や水、炭酸水などが動いた。加えて、好天が続く中で感染者減少による人流回復も後押し。「止渇飲料が…
2022年10月11日
9月の全国酒類卸売商況は、10月1日移行で進めていた各種類での価格改定・値上げに伴い、ビール類、清酒、焼酎甲類・本格焼酎、みりんなどでの仮需が発生した。9月半ばあたりまでは、「仮需はせいぜい20%増ほどだろう」など「あまり大きな動きにはならないのでは」との声も多かったが、最終的にビール類では大手4社が…
2022年10月7日
イオンが5日発表した23年2月期第2四半期連結決算は営業収益が前期比3.3%増の4兆4,871億円、営業利益が23.3%増の958億円で増収増益だった。いずれも過去最高を更新。営業収益及び各利益段階ともコロナ前の19年上期水準を上回った。水道光熱費が高騰したものの、売り上げの回復と販管費のコントロールで吸収し2割を超…
2022年10月6日
ツナ缶の主原料であるカツオバンコク相場は、FADs禁漁下の低調な漁模様と原料不足を背景に上昇。7月のUS$1,500/MTから8月はUS$1,700/MT、9月はUS$1,750/MTに達した。一方、キハダマグロは、過去最高値を記録した7月(US$3,600/MT)をピークに、8月はUS$3,550/MT、9月はUS$3,450/MTと反落傾向にあるものの、…
2022年10月5日
製缶業界で再編の流れが加速している。3日には、ホッカングループの北海製罐が飲料用スチール缶事業を2023年3月末で廃止すると発表した(別掲)。 ここ数年を振り返ると、16年に東洋製罐グループとホッカングループが経営統合に基本合意(後に解消)。その後はしばらく落ち着いた状況だったが、21年に昭和電工グル…
2022年10月4日
10月1日からの値上げを前に加速したビール類の仮需は国産大手4社計で約1,015万箱に達したが(ビール大びん換算、一部昨報)、その中で最も動いたのは新ジャンルだったことが本紙の調べで分かった。多岐にわたる値上げラッシュで生活防衛意識が高まっていることが背景と思われる。 1,015万箱の内訳は、ビールが426万…
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