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2023年2月9日
しょうゆ大手5社の1月出荷量0.4%減
業務用増えるもコロナ前には届かず
本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の1月しょうゆ出荷量(自家消費除く)は、2万1,734kl、前年同月比0.4%減となった。
カテゴリー別の動きを見ると、家庭用は1LPETの苦戦が継続。特売の減少などにより需要が減少しているようだ。また、在宅比率が高い時期に購入したしょうゆが家庭内在庫として滞留していることもわずかながら影響しているものとみられる。業務用は、飲食市場の回復に伴い需要が増加。しかし、一般消費者の外食店利用がコロナ禍以前と比較して滞在時間が短いことや、インバウンド需要が戻っていないことなどもあり、完全な回復には至っていない。
2月以降は、各社業務用しょうゆの値上げが予定されており、出荷量ベースでは苦戦となることが予想される。
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