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日刊食品通信
2023年2月10日

ツナバンコク相場、1月以降も高止まり


カツオUS$1,700、キハダUS$3,450

 ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、年明け1月以降も高止まりしている。カツオは、昨夏のFADs禁漁下(7~9月)の低調な漁模様と原料不足を背景に昨9月にUS$1,750まで上昇した後、禁漁明けの10月以降はUS$1,650とやや軟化も、年末12月以降は直近1月までUS$1,700と再び上昇した。

 一方、キハダマグロは、昨年6月にUS$3,400をマーク。2011年6月に記録したUS$3,300を超え、11年ぶりに過去最高値を更新した後、7月(US$3,600)をピークに8月はUS$3,550と反落、9月以降は年明け1月までUS$3,450で推移、依然として高値圏にある。

 大手ブランドによれば、1月末現在、カツオ相場は横ばいのUS$1,700程度。漁模様は引き続き中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・ツバル・キリバス周辺)共に低調に推移している。

 

▼以下略

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