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2023年2月20日
青物缶市場、記録的不漁で玉不足深刻
引き続くコストアップが収益を直撃
青物缶市場は、記録的不漁で深刻な玉不足に見舞われている。サンマは4年連続で過去最低を更新したほか、主力のサバも急減、イワシは小型サイズが主流となり、いずれの魚種も加工用原料手当ては困難を極めている。こうした状況下、一部ブランドでは休売を余儀なくされた。厳しい原料事情に加え、引き続くコストアップが追い打ちをかけるなか、ブランド各社は収益確保に向けた再値上げ交渉を継続しているほか、玉確保に全力をあげている。
昨22年のサンマ漁は1.7万tと4年連続で過去最低を更新。全さんまによれば、記録が残る昭和30年代以降で最低水準となった19年(4万t)、20年(3万t)、21年(1.8万t)をさらに下回った。これに伴い、㎏単価は575円(前年比93%)と前年よりは落ち着いたものの、依然として高値圏にある。
▼以下略
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