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2023年6月8日
ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、6年ぶりの高値圏にある。特に、カツオは直近5月でUS$2,100と、4月に続き2ヵ月連続でUS$2,000を突破し、2017年10月に記録した近年最高値(US$2,350)に迫った。低調な漁模様を背景に昨年末から上昇基調となっている。一方、キハダマグロは、過去最高値となった…
2023年6月7日
2022年のパスタ市場は、家庭用は20年の巣ごもり特需時の生産量がピークとなり、これ以降減少傾向となっているが、22年は食料品の価格全般が高騰する中で前年より減少するも踏みとどまり、業務用がある程度上向いたことで、家庭用、業務用の合計では概ね好調だった前年を上回る着地となった。業務用については家庭用がピ…
2023年6月6日
(大阪)兵庫県手延素麺協同組合は4日、「手延べそうめん揖保乃糸 おいしい夏そうめん祭り」を兵庫県姫路市の山陽百貨店で開催した。山陽百貨店70周年記念イベントとして実施し、4月にオープンした南館前広場でサンプリングや試食などのイベントを行った。ミス揖保乃糸によるステージでは、「揖保乃糸」の製法やおい…
2023年6月5日
飲食店需要の回復を背景に、ビール類缶製品の販売が芳しくない。元々缶構成比が高く、コロナ禍による家庭用消費拡大の恩恵を受けたところほど、その反動は大きい。飲食店需要はインバウンド増も相俟って、今後もプラス基調で推移することが確実。その分、缶製品の需要を下支えする施策も必要視されているが、その一方で…
2023年6月2日
本紙が推定した5月の国産大手4社ビール販売は前年同月比104%と5ヵ月連続で前年を上回った。ただ、昨年がまん延防止等重点措置下にあった1~3月の2ケタ増に比べると増勢は落ち着いてきている。新製品やリニューアルの効果と、一部基幹ブランドの続伸が底を押し上げた。ビール類内の構成比は48.7%(前年同月47.4%)…
2023年6月1日
4月の首都圏酒類卸商況は、前年並み~1ケタ増で推移。天候もほど良く、花見や歓迎会など宴会需要も多少回復。ホテル関係も明るい兆し。一方、チェーン居酒屋など人手不足は解決しておらず、人流や客足の増加への対応は引き続き課題。業務用は1ケタ~2ケタ増、家庭用は微減~1ケタ増。ビールがけん引した。 カテ…
2023年5月31日
財務省が30日発表した2023年4月の貿易統計によると、うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)の輸入通関実績は、1kgあたりの輸入単価は225.2円と3月比で96.2%、8.9円下がった。前年同月比では111.8%。輸入単価は22年11月5.3円、12月25.8円、23年1月18.3円下がり、2月は7.1円上昇したものの、3月は2.9円下落す…
2023年5月30日
サッポロビールは29日、「グランポレール20周年ブランド戦略説明会」をメディア向けに都内で実施した。23年はコンセプトを刷新し、前年比143%(金額ベース)を目指す。 冒頭、マーケティング本部ワイン&スピリッツ事業部の佐々木悟大事業部長(写真右)は、「サッポロの強みは、規模や数量を追わず丁寧な提案でユ…
2023年5月29日
農水省およびJミルクは26日、23年度の生乳および乳製品の需給見通しと課題について説明した。 23年度の生乳生産見通しは、北海道は前年比0.5%減の423万3,000t、都府県は2.9%減の318万5,000t、全国は1.5%減の741万8,000tの見通し。北海道、都府県ともに前年を下回り、2年連続の減産を見込む。なお、数値算定は8月か…
2023年5月26日
日本惣菜協会が25日発表した2022年(1〜12月)の惣菜市場規模は前年比3.5%増の10兆4,652億円だった。コロナ禍前の19年比では1.4%増と、20年に10兆円を割り込んでからは2年連続で回復傾向となった。 業態別の前年比では、百貨店が7.7%増と最も高く、次いで食料品スーパー4.6%増、惣菜専門店3.1%増、総合スーパー3.0%…
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