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日刊食品通信
2023年8月18日

小麦粉使用製品の存在感衰えず


最終製品を原料面から支える

 2022、23年ともに、輸入小麦の政府売渡価格が上昇したことを受け、製パンメーカーでは価格改定を実施。22年1月に実施した価格改定では、食パンを中心に売れ行きが鈍化したといった声も聞かれたが、高価格帯のみならず、中価格帯、低価格帯の製品もラインアップする2極化、3極化政策により、販売は堅調に推移。特に、低価格帯の製品をブラッシュアップしたことも奏功した。これまで苦戦が続いてきた菓子パンにも復活の兆しがみられる。特に、大きなサイズの菓子パンと野菜ジュースなどがあれば、手軽に一食済ますことも可能であることから、場所や時間帯にとらわれない需要の喚起につながっている。平日は手軽に、休日は贅沢にと、同一人物でも機会や場所によって、高価格帯の製品と中価格帯、低価格帯の製品を使い分ける傾向も顕著となっている。

 

▼以下略

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