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日刊食品通信
2023年8月8日

R4食料自給率、生産額ベースでいも類減少


 農林水産省が7日公表した令和4年度食料自給率・食料自給力指標によると、令和4年度のカロリーベースの食料自給率は前年度並みの38%だった。前年豊作だった小麦が平年並みの単収へ減少し、魚介類の生産量が減少したものの、原料の多くを輸入に依存する油脂類の消費が減ったことが要因となった。品目別では、国産では増加がかんしょ(+1.5kcal)、減少は魚介類(-5.7)、小麦(-4.6)、砂糖類(-2.8)、油脂類(-1.8)、輸入では増加が大豆(+13.3)、砂糖類(+8.0)、コーンスターチ(+5.3)、小麦(+4.3)、減少は油脂類(-9.3)、牛乳・乳製品(-6.1)。

 生産額ベースの食料自給率は、食料輸入量は前年同程度だったが、穀物価格や飼料・肥料・燃油等の生産資材価格の上昇、物流費の高騰、円安などにより輸入価格が総じて上昇したことで輸入総額が増加、前年度より5ポイント低い58ポイントとなった。

 

▼以下略

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