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日刊食品通信
2023年8月23日

7月食品SM売上高3.8%増、価格は高止まり


 食品スーパー3団体が22日発表した7月の会員総売上高は1兆434億円、既存店ベースで前年同月比103.8%と5ヵ月連続増加した。引き続き仕入原価が過去最高水準で推移し、販売価格の高止まりが続いた。買上点数の減少幅が小さく、客単価が高水準を維持、客数も上昇。猛暑により夏物商材の販売が好調だったほか、惣菜は夏祭りやイベント需要の回復が後押しした。

 食料品(構成比91.4%)は全体で104.1%。うち青果102.9%、水産102.7%、畜産102.4%。惣菜は104.8%で30ヵ月連続で増加。日配食品は106.2%。気温が高く推移し涼味麺や涼味食材、飲料やアイス、デザート類の動きがよかった。価格改定のあったパンや冷凍食品は引き続き好調持続。牛乳やチーズなど乳製品、チルド飲料も好調。一般食品は104.0%。販売価格上昇による点数の減少がみられたものの、高い気温により、飲料や酒類、そうめん、つゆなどの季節商材、パスタソースなどレトルト食品の動きがよかった。

 

▼以下略

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