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2020年12月10日
日刊経済通信社が推計した11月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は、合計で前年同月比94%と9ヵ月連続で前年を割った。 前半は、全国的にコロナウイルス感染者が急拡大し始めたこともあり、外出を控える動きからか、大袋のチョコレート、ビスケットへの需要が高まり、流通菓子全体でもほぼ前年並みと回復基調で推…
2020年12月9日
11月の清涼飲料市場は、数量ベースで前年同月比6%減で着地(累計8%減)。稼働日が1〜2日減のなか、10月よりもマイナス幅は縮小した。 ただ、11月は前年同月が3%減とベースが低く、12%減だった10月は前年同月に発生したミネラルウォーター特需の反動があったため、「10月と11月の消費マインドは同じくらい悪い」…
2020年12月8日
①大袋商品が拡大、市場をけん引 菓子の大袋商品が好調に推移、苦戦が続いた菓子市場をけん引した。本紙が推計した出荷実績(金額ベースでも3月以降、流通菓子トータルでは9カ月連続で前年割れが続いているが、チョコ・大袋は前年比で2月110%、3月108%、4月108%、5月112%、6月106%、7月112%、8月110%、9月1…
2020年12月7日
日本水産の的埜明世社長(写真)は4日、年末会見(オンライン)で事業概況や今後の方針など要旨次の通り語った。特に、急変する環境に対応しながら再成長に向けグループ全体で邁進する姿勢を示した。また、2021年度は、先行き不透明で回復スピードも一進一退。今後の成長戦略には海外展開が欠かせないが、感染再拡大も…
2020年12月4日
冷凍食品市場は今年、コロナ禍で需給バランスが一変した。業務用は苦戦が続き、家庭用は増勢基調にある。 家庭用は、めん類、米飯、惣菜類を中心に需要が急増。内食回帰で既存ユーザーの利用機会が高まったほか、新規ユーザーの獲得に成功した。反面、業務用は需要が急減。外食店は来客数の落ち込みを少しでもカバー…
2020年12月3日
森永乳業は、森永北陸乳業福井工場に約21億円を投じて、新棟・菌体製造ラインを建設、11月から稼働を開始した。同社は中計における最重点テーマのひとつとして「ビフィズス菌・独自シーズの展開加速」を掲げており、菌体事業に注力している。今回、マーケティング統括部マーケティング企画部の渡辺 裕素材企画グループ…
2020年12月2日
本紙が推定した11月の大手4社ビール類販売実績は前年同月比89%強にとどまった。月初まで増税仮需の反動を引きずった新ジャンルが、店頭価格の上昇に伴うRTDなどへのシフトも相俟って89%強に落ち込み、全体を下押しした。ほか、缶製品が比較的健闘しているビールは86%強。健康機能系が底上げしている発泡酒は101%だった…
2020年12月1日
クリスマス、年末商戦を迎える12月の流通菓子市場は、買い置き需要に向けてのファミリーパックなどの大袋商品、家庭内で過ごす時間が増える子ども向けのノベルティ・キャラクター商品、季節商品であるいちご関連商品など、家族で催事を楽しむ商品群の荷動きが注目される。また、クリスマスブーツなど専用商品も、今年は…
2020年11月30日
今年の介護食品市場は、販売動向や利用実態を捉えにくい環境にあるが、昨年まで続いてきた前年比2ケタ増ほどの伸び率ではないようだ。市販用・業務用とも新型コロナの影響が出ている。商品施策においては、春の新商品を十分にアピールできず、秋の新商品も発売を見送り、OEMの場合は相手先の工場を視察出来ず商品を発売…
2020年11月27日
ナチュラルチーズの生産者が全国各地で着実に増加している。大手乳業者を除く2019年のチーズ工房は323ヵ所で5年前に比べ83ヵ所増加するとともに過去最多となった。国内の19年度のチーズ総消費量は約35万8,229tと過去最大で、消費拡大が生産拠点の増加につながっている。 一方、2018年12月30日にTPP11、2019年2月1…
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