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日刊食品通信
2022年7月27日

7月前半の流通菓子出荷、チョコ・ビス鈍化


合計は3〜5%減、季節限定品が好調

 日刊経済通信社推計による7月前半(20日まで)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比95〜97%と苦戦したようだ。

 6月第4週末の24日以降、全国的に気温が急上昇し、猛暑日・真夏日が続いたことで、チョコレート、ビスケットの荷動きが鈍化。7月前半も猛暑が続くとの予報から、月初の第1、2週目の荷動きは低調だった。その一方で、塩飴や塩分補給のタブレットへの需要が急増。塩飴も大幅伸長となり、一部商品は出荷調整となった。ラムネも春先以降、好調に推移している。スナック菓子はポテトチップスが県産馬鈴しょの本格出荷が始まり、一部中止していた販促も再開し回復基調。小麦系、豆系スナックもおつまみ需要で堅調。チョコレートも暑さの影響で苦戦するが、季節限定品が好調だった。

 

▼以下略

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