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日刊食品通信
2022年8月2日

ビール続伸も消費者心理の悪化を反映


1〜7月では2ケタ伸長を維持

 本紙が推定した7月の国産大手4社ビール類販売は、感染急拡大などによる消費者心理の悪化を背景に、3ヵ月ぶりの前年水準割れとなる97%強となった。

 基幹銘柄や一部の糖質ゼロ商品が続伸したビールは106%弱と9ヵ月連続の増加となったが、新ジャンルと発泡酒はそれぞれ89%弱、92%弱にとどまり、ともに8ヵ月連続の減少となった。ビールも終盤に動きが鈍化した。戻り梅雨的な天候も多少は影響したとみられるが、感染急拡大や広範に及ぶ値上げラッシュによる消費者心理の悪化が響いたと思われる。カテゴリー構成比はビールが50.8%(前年同月46.6%)、新ジャンル・発泡酒は49.2%(53.4%)だった。

 一方、1〜7月累計は3カテゴリー計で前年同期比102%弱。6月時点より若干後退した。基幹銘柄の多くが2ケタ伸長となったビールは117%弱。6月時点より3ポイント弱後退したがハイペースを維持。

 

▼以下略

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