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2018年8月24日
年初から6ヵ月連続で前年を上回っていた異性化糖だが、7月は前年を割った。大口需要家の酒類のチューハイなどRTD、清涼飲料では炭酸飲料などが好調に推移するなか、最需要期で前年を割ったことは、業界関係者からは「“暑すぎる夏”が影響している」との声も聞こえてくる。 異性化糖の生産量は、1…
2018年8月23日
7月の発酵乳販売実績は、プレーンタイプが3.5%増となり、今期に入り好ペースが続いている。ドリンクタイプも5.5%増となり、市場計では前年比0.2%増となった。 カテゴリー別では、ハード5%減、ソフト2%増、プレーン3.5%増、ドリンク5.5%増。 明治は前年並み。「ブルガリア」は約4%増。このうち「プレーン…
2018年8月22日
パインアップル缶詰市場は、最大供給国タイ産の夏実原料が安定的に推移した。一方、欧州需要の減少が大きく響き、過剰在庫に陥ったことから原料価格は大幅に下落。タイ商務省が国内消費の喚起や新興国への売り込み強化を呼びかける事態となっている。なお、冬実の生育も順調で夏美同様の供給量が見込まれる。 …
2018年8月21日
明治の童子秀己加工食品営業本部長(写真右)はこのほど、国内のカマンベールチーズ(以下カマンベール)市場について「購入経験者はわずか16%」と指摘。これは同社がカマンベール市場に参入した1992年からほとんど変わっておらず、大きな潜在需要があるとして、「今後、8割強を占める未購入層の開拓に本腰を入れ…
2018年8月20日
7月のアイスクリームの販売実績は、7%増で着地した(本紙調)。昨年も7%増とベースが高かったが、さらに上回った。関東甲信で初となる6月の梅雨明けを観測。7月は1日から全国的に厳しい暑さとなり、全観測点の2割強の200地点で猛暑日となった。猛暑は中旬以降も続き、23日に異例の記者会見を開いた気象庁は「命に…
2018年8月17日
日刊経済通信社調べによる7月の大手菓子総合メーカー5社のカテゴリー別・ブランド別出荷実績(金額ベース)は、前月に続きチョコレートが苦戦する一方で、キャンディが塩系ハードキャンディ、グミキャンディ、ビスケットでは新商品等の上乗せがあり、メーカー間でかなりの差が出た。 明治=単月1ケタ前半減…
2018年8月13日
首都圏、微減〜前年並みか 7月の首都圏酒類卸商況は、実需ベースで17年と同様の「微減〜前年並み」となったようだ。 ビールは一部で微増も全体ではマイナスが目立った。発泡酒は減少が続く。一方で新ジャンルは「本麒麟」(キリンビール)などが寄与し前年並み〜微増の卸も見られるものの、ビール同様にマイ…
2018年8月10日
日刊経済通信社調べによる7月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比97%と4ヵ月連続の前年割れとなったようだ。前月に続きチョコレートはソリッド系が苦戦するものの、ハイカカオは一部商品で前年を上回るなど健闘。ビスケットもソフトビスケットが堅調に推移した。また、猛暑の影響で塩系のキャン…
2018年8月9日
清涼飲料市場の7月実績は、記録的な猛暑を背景に5%の大幅増で着地した。前年7月も7%増とベースが高かったが、関東での早い梅雨明けや、西日本でも豪雨以降全国的に“酷暑”が続いたことから、7月単月で過去最高数量を記録した。 止渇性飲料が全般的に活発で、特にスポDや熱中症対策飲料、麦茶飲…
2018年8月8日
日清製粉グループ本社の見目信樹社長は6日、都内で行った夏季食糧記者懇談会で、新・長期ビジョンNNI" Compass for the Future"を説明する中、「各事業の連携を強め、総合力の最大化を図る」などとし、あらゆる場面でシナジー効果を追求していく考えを示した。 冒頭、見目社長は増収微増益としている19年…
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