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日刊食品通信
2018年8月23日

7月の発酵乳0.2%増、プレーン3.5%増と堅調


乳酸菌の個性訴求、下期活性化めざす

  7月の発酵乳販売実績は、プレーンタイプが3.5%増となり、今期に入り好ペースが続いている。ドリンクタイプも5.5%増となり、市場計では前年比0.2%増となった。

 カテゴリー別では、ハード5%減、ソフト2%増、プレーン3.5%増、ドリンク5.5%増。

 明治は前年並み。「ブルガリア」は約4%増。このうち「プレーン」は約4%増、4連は約6%増と好調。「テトラトップ」は900mlはプラス。「LG21」は前年割れ。「R-1」はハードは微減、ドリンクは約2%増で着地した。雪印メグミルクは7%増。「恵」ブランドはプレーンは10%増で着地。4Pは前年割れ。ガセリトータルで30%増。「牧場の朝」は前年並み、「毎日骨太」は前年割れ、「Fe」は1%増となった。森永乳業は4%増。「ビヒダス」プレーンは8%増。4Pは6%減。アロエトータルで前年並み。「パルテノ」は微減。「ラクトフェリン」は個食25%増、のむタイプは15%増となった。

 8月に入り、長引く猛暑の影響もあり、発酵乳市場はこれまでの回復基調からややトーンダウンしている模様。プレーンタイプは今期に入りNB商品の需要が高いことから、下期も乳酸菌セミナーやテレビCM等を通じて、乳酸菌の個性や価値を訴求し、好ペースを維持したいところだ。ドリンクタイプは、機能性商品が引き続き主力となっており、新フレーバーを投入するなどバラエティ強化を図る動きがみられる。売り場においても、それぞれの商品の乳酸菌の働きや特長を説明し、消費者の求める商品を提案する取り組みも始まっている。売り場、メディア、セミナーを活用して、発酵乳の健康への価値を訴え、下期の伸びに期待したい。

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