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日刊食品通信
2018年8月10日

7月の流通菓子出荷、3%減(本紙調)


チョコ苦戦、塩系キャンディ欠品相次ぐ

 

 日刊経済通信社調べによる7月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比97%と4ヵ月連続の前年割れとなったようだ。前月に続きチョコレートはソリッド系が苦戦するものの、ハイカカオは一部商品で前年を上回るなど健闘。ビスケットもソフトビスケットが堅調に推移した。また、猛暑の影響で塩系のキャンディ・タブレットの欠品、出荷調整などが相次ぎ、グミも新商品・既存品と好調に推移したようだ。スナック菓子はポテトチップスの増量キャンペーンが終了したものの、依然として荷動きは順調で、カテゴリー間で大きな差が出ている。

 カテゴリー別では、チョコレートはトータル94%。ソリッド系は88%。うちハイカカオ系は94%と4月の大幅マイナスからは回復基調になるものの、ベースの大きい板物が低調。ボックスタイプは前年並み。センターチョコ95%、ナッツ系100%。チョコスナックは98%。各社定番商品が苦戦。小粒チョコ92%、大袋は104%と好調。ビスケットはトータル100%と推定。ハード系は98%、ソフトビス・クッキーは102%。クラッカーは100%。半生は98%。キャンディはトータル104%。ハードキャンディは98%。のど飴、ミルク系、フルーツともに低調。塩系が大きく寄与した。ソフトキャンディは102%。グミキャンディは108%と好調、新商品が上乗せに。キャラメルは102%。

 スナック菓子はトータル104%と2ケタ増には届かなかったが高伸長を持続。

▼以下略

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