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日刊食品通信
2018年8月13日

7月の東・名酒類商況


 首都圏、微減〜前年並みか

 7月の首都圏酒類卸商況は、実需ベースで17年と同様の「微減〜前年並み」となったようだ。

 ビールは一部で微増も全体ではマイナスが目立った。発泡酒は減少が続く。一方で新ジャンルは「本麒麟」(キリンビール)などが寄与し前年並み〜微増の卸も見られるものの、ビール同様にマイナス基調となった。清酒は、記録的な猛暑も響き90%台前半。焼酎は、甲類が2ケタペースでマイナス。大容量の減少に歯止めがかからず全体数量に影響しているものの、レモンサワーブームも後押しし、ブランド感の強い商材は動いているようだ。乙類は微減で推移。

 ワインは微減〜前年並み。ボリュームゾーンの低価格品が鈍化しているが、「一定の飲用層に定着した」との見方もある。ウイスキーは前年並み〜2ケタ増と引き続き好調。国産では大手銘柄以外も売り場に現れはじめており、品質・価格の低下も一部で懸念されている。業務用では、樽生製品が増加するなど、さらなる拡大に期待。RTDは微増〜2ケタ増と好調を維持。各社主力商品では「-196℃ストロングゼロ」(サントリースピリッツ)、「本搾り」(キリンビール)、「タカラ焼酎ハイボール」(宝酒造)などが動いた。新商品では「キリン・ザ・ストロング」(キリンビール)「贅沢搾り」(アサヒビール)、などが寄与している。

 

中京、ビール類は前年並み

 (名古屋)中京の7月のビール類は、ほぼ前年並み。酷暑で期待外れ。業務用(樽)は前年割れ。あまりの猛暑が客足にブレーキ。

▼以下略

 

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