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2020年1月21日
2019年の訪日外国人の菓子類購入金額は合計で1,806億7,300万円、前年比103.4%と前年を上回ったが、10〜12月期では447億4,647万円、99.9%と微減ながらも12期振りに前年を割った。購入金額は、観光庁「国籍別比費目別購入者単価」に日本政府観光局が発表した「訪日外客数」と購入率を掛け合わせて算出した。 年間の購入…
2020年1月20日
12月のアイスクリーム市場は、2%程度前年を上回った。天候には恵まれたが、近年市場をけん引してきた「冬アイス」が一服。昨年12月の実績は6%程度のマイナスだったため、前年を上回るものの市況は低調だったようだ。また、4〜12月累計では1%強前年度を下回って推移。過去最大だった前年度実績の更新は厳しい状況と…
2020年1月17日
日刊経済通信社調べによる2019年12月の大手総合菓子メーカー5社の出荷実績(金額ベース)は、冬季限定商品の洋酒系チョコが出足好調だったがブランド間で差が出てきたことと、いちご関連商品も発売時期の前倒しと販売期間の長期化で店頭回転は例年に比べて鈍化していることが影響しているようだ(一部既報)。 明治=…
2020年1月16日
清涼飲料市場の2019年実績は、前年比2%減で5年ぶりのマイナス着地を喫した。最盛期の7月が記録的な天候不順で19%減となり、この減少分を最後まで引きずった。また、春先〜初夏にかけて業界全体で実施された大型PET製品の値上げも、消費者の購買意欲を低下させた模様だ。 カテゴリー別では、紅茶飲料の躍進…
2020年1月15日
日刊経済通信社がまとめた2019年12月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は前年同月比98%となり11月に続き2ヵ月連続で前年を割った。 10月後半から市況が低調に推移。チョコの一大イベントであるバレンタインデーに並ぶまで拡大した10月末のハロウィンも出荷金額では前年並みを維持したが、店頭ベースと菓子以外を…
2020年1月14日
ニチレイフーズは10日、新商品発表会を開催。家庭用冷凍食品新商品12品、業務用冷凍食品新商品20品など合計63品を主に3月1日から発売する。 家庭用冷凍食品は、新カテゴリー育成に向け「極上ヒレかつ」(写真)を提案。手作りの代替として伸長している炒飯、唐揚げに続いて畜肉系カツに焦点を当てた。箸で切…
2020年1月10日
サントリーホールディングスは9日、今年の国内酒類事業を発表した。各事業会社の振り返りと今期の取り組みは以下の通り。 サントリービール=19年は、酒税改正を見据えた主力ブランドの強化・体制構築に成功。「ザ・プレミアム・モルツ」ではビールならではの価値である「泡」にフォーカス、“神泡”を徹…
2020年1月9日
昨年10月1日から始まった消費税率10%への引き上げと食品等に適用される軽減税率。3ヵ月を経過したが、菓子業界にも一部影響が出ているようだ。本紙の取材では、商品単品ごとには影響はそれほど見られないものの、催事関係では購買マインドが低下からか、例年に比べて荷動きが鈍く、秋冬商戦の大きなヤマ…
2020年1月8日
昨シーズンのサンマ漁は、5年連続で不漁となった。全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)が公表したサンマ水揚高(12月31日現在最終)は、数量ベースで4万517t(前年比34%)と、昭和44年(1969年)に記録した5.2万tを50年ぶりに下回り、記録が残る昭和30年代の後半以降で最低水準となった。 これに伴い、…
2020年1月7日
本紙が推定した19年の国産大手4社ビール類販売は、前年比98.6%の3億8,457万7,000箱(ビール大びん換算)となった。12月が3カテゴリーともに消費増税後3ヵ月連続のマイナスとなるなど低水準に終わり当初の予測を下回ったものの、長梅雨・低温、台風や地震などの度重なる自然災害、個人消費の停滞、消費増税など、多く…
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