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日刊食品通信
2020年1月15日

12月の流通菓子出荷2%減、催事商品が低調


冬季限定品は洋酒チョコ好調も品目間で差

 日刊経済通信社がまとめた2019年12月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は前年同月比98%となり11月に続き2ヵ月連続で前年を割った。

 10月後半から市況が低調に推移。チョコの一大イベントであるバレンタインデーに並ぶまで拡大した10月末のハロウィンも出荷金額では前年並みを維持したが、店頭ベースと菓子以外を含むハロウィン総市場では前年割れとなったようだ。一方、冬季限定商品は洋酒系チョコが出足好調だったがブランド間で差が出てきた。さらに、いちご関連商品も発売時期の前倒しと販売期間の長期化で店頭回転は例年に比べて鈍く、微減〜1割減で推移しているようだ。年末商戦ではクリスマスブーツ、キャラクター商品などセット商品の売り上げが上がるが、8%、10%と消費税率で差が出た(本紙1月9日付既報)。クリスマスブーツについては8%だが、「組み合わせの楽しさがあるものの、必ずしも価格的には割安感は感じらない」(大手菓子メーカー)から、昨年は店頭での露出が減少したこともあり、低調に終わったようだ。一方、キャラクターなどセット商品については、「消費税率が10%商品にも関わらず(食べた後の)容器などを再利用できるため、クリスマスブーツから移行したことが考えられる」(同)。

▼以下略

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