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2015年12月18日
甘酒市場が急拡大している。健康飲料としての認知拡大や夏場向けの専用商品の投入による需要取り込み、さらには新規参入も増えるなど順調に拡大を続けている。今年度も上期で前年比130%、通期では180億円(小売りベース)に到達する勢いだ。 最大手、森永製菓の鈴木達也菓子食品営業部食品・ウイダー営業グルー…
2015年12月17日
食品産業センターの村上秀德理事長(写真)はこのほど開催された懇談会で、食品産業をめぐる最近の諸問題について、「就任してからの半年の間に大きな動きがあり、大きな転換期を象徴しているのではないか。TPP妥結は長い目で見ると大きなイベント。戦後70年の節目の年にこのようなことは象徴的。発効にはしばらく…
2015年12月16日
(大阪)今年の凍り豆腐の生産量は2年連続の増産となるかどうか、12月の消費が焦点となってきた。 長野県凍豆腐工業協同組合調べによる今年の原料大豆使用量は、1〜11月累計で1.7%増の着地となった。今年は消費増税の裏年となることや、凍り豆腐の健康機能効果への関心が高まっているため、とくに5月以降…
2015年12月15日
豪州産輸入原料チーズの16年上期(1〜6月)価格は、一般チェダーがt当たり約3,500ドルでほぼ決着した。15年下期(7〜12月)は3,700ドルで妥結しており、5.4%の値下げとなる。 価格交渉は、生乳生産国が概ね増産基調にあるため弱含みでスタートした。中国が旺盛だった需要に一服感をみせており、ロシアの禁輸…
2015年12月14日
11月の首都圏酒類卸商況は、家庭用市場は健闘したものの、業務用市場が苦戦し、微減〜前年並みと推定される。 カテゴリー別では、ビールが数%減〜微増。家庭用ではサントリービールの「ザ・モルツ」や限定商品が寄与するも、業務用が苦戦した。発泡酒は「糖質0・プリン体0」商品効果の一巡もあり前年比80%…
2015年12月11日
日清製粉グループ本社の大枝宏之社長は10日の専門紙懇談会で、増収増益となった16年3月期第2四半期決算など同グループの近況を説明、「今後も海外事業の拡大に不退転の決意で臨む一方、国内事業でもニーズに即応し、先を見据えた販売を強化。中計の数値目標である2020年売上高7,500億円、海外比率30%以上、営業利益300…
2015年12月10日
11月清涼飲料実績は、前年比2.5%増で着地した。最需要期のコーヒーが引き続き好調で主要ブランドの多くがプラス。また、月前半が好天に恵まれ、平均気温が例年よりも高めに推移したことで炭酸や茶系、ミネラルウォーターも良かった。15年から投入された機能性表示の飲料は順調に推移している。稼働日は大半のメー…
2015年12月9日
アサヒ飲料の岸上克彦社長(写真)は、このほど本紙のインタビューに応え、今期の振り返りや来期の方針について明らかにした。今期は、「来年1月のアサヒ飲料とカルピスの完全統合に向けた準備を進める一方、『ブランドを磨き、ブランドで戦う』という姿勢で取り組み、個々のブランドを強化し、業界平均を上回る…
2015年12月8日
日本冷凍食品協会は7日、味の素本社で年末会見を開催。伊藤雅俊会長(味の素社会長)が今年の総括と展望について要旨次の通り語った。 「今年の冷凍食品市場は、家庭用は農薬混入事件や増税の影響が一巡し、円安関係の値上げ、小売のEDLP化もあり販売金額は増加も数量はやや減少と思われる。品目でみ…
2015年12月7日
キッコーマンの堀切功章社長・CEO(写真)は4日の専門紙記者会見で、国内外ともに増収増益となった上期業績と今後の展望を説明。「日本の食への関心が世界的に高まる中、引き続き品質重視を基本に食と健康の事業領域で、“食で健康”の意識をもって良い流れを加速させる」との意向を示した。 上期業績につ…
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