Menu
2020年3月12日
街角景気の冷え込みが東日本大震災当時をも上回る規模になりつつある。「巣ごもり消費」と言われるように、料飲店需要の厳しさも日に日に増し、ビール類では新ジャンル缶への消費シフトが加速。狭義のビールにとっては、この苦境を缶製品でいかに凌ぐかが重要課題となっている。 新ジャンルのビール類内構成比は2月…
2020年3月11日
日刊経済通信社がまとめた2月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で101%となったようだ。流通菓子の市況は年明けから荷動きが鈍く、季節商材のいちご関連商品は低調、バレンタイン向け商品出荷も前年割れとなるなど苦戦が続いていた。さらに、前年の1月にハイカカオ系チョコがテレビの情報番組による報道で拡大…
2020年3月10日
清涼飲料市場の2月実績は、前年比2%増で着地した。新型コロナウイルスの影響でスポーツドリンク、乳酸菌飲料、野菜飲料などの一部製品が体調管理を目的として購入されたようだ。また、感染を避けるため外出を控える人が増え、備蓄需要で水や茶系の大型PETも動いた。一方、暖冬でホット製品は苦戦が続き、特にコーヒー…
2020年3月9日
Jミルクは5日の臨時総会(別掲)の席上、最近の生乳および牛乳乳製品の需給状況と新型コロナウイルス感染症発生に伴う酪農乳業の影響について報告した。 北海道・都府県ともに生産者団体、乳業者が万全な体制を整え対応しているため、現時点では大きな混乱はない状況だが、今後の消費動向が不透明なこともあり、注視…
2020年3月6日
新型コロナウイルスによる感染症対策で、政府が2月27日に要請した全国一斉休校は、給食事業者に甚大な打撃をもたらしている。こうしたなか、学校給食4団体は4日、都内で本紙など食品専門紙に卸・メーカーの窮状を訴えた。会見したのは、全国給食事業協同組合連合会、日本給食品連合会、学校給食物資開発研究協会、関…
2020年3月5日
ロッテは4日、本紙に対しアイスクリーム事業の20年度計画および19年度着地見込みについて次のように説明した。 20年度の売上高計画は、6%増の898億円(海外含む)。20年度から始まる新たな新中期計画(20~23年)では、23年度売上高1,000億円をめざす。新中期計画では、「クーリッシュ」と「雪見だいふく」に注力。…
2020年3月4日
新型コロナウイルスの影響が飲料業界にも表れ始めている。政府による一斉休校や不要不急の外出を控える要請などで、消費者の自己防衛意識は日を追うごとに高まっている。飲料業界では、平時の体調管理やインフルエンザ予防などの健康需要に輪をかけて、免疫効果を得られるイメージを持つ乳酸菌飲料、一部の野菜飲料が伸長…
2020年3月3日
本紙が推定した2月の大手4社ビール類販売実績は前年同月比101%弱となった。プラスとなったのは消費増税以降で初めて。うるう年効果が背景にある。 内訳は、ビールが前年並み、新ジャンルが102〜103%、発泡酒は99%弱だった。ビールの前年同月水準確保も消費増税以降で初めて。新ジャンルは2ヵ月連続のプラス。発泡…
2020年3月2日
世界各地で感染が拡大し、日本でも深刻な状況に陥っている新型ウイルス。酒類食品業界でも多くの発表会やイベントの中止が相次ぎ、28日現在、本紙関係だけでもその数は82件を数えている。内訳は企業が68件、組合等団体が14件で、最も多かったのが発表・展示試飲試食会・会見の37件、次いで見学など工場関連が27件、イベ…
2020年2月28日
2020年10月の酒税法等改正において、清酒の酒税は1L当たり120円から110円(▲10円)に引き下げられる。本紙で有力メーカーに酒税減税時の対応を調査したところ、明確に方針を示した28社のうち、「減税分を本体価格に反映する」が約4割の11社、「減税分は反映しない・価格据え置き」が3割超の9社できっ抗する結果とな…
媒体紹介へ