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2020年1月2日
ビール各社みずからが引き続きマイナス成長を予測する今年のビール類市場。カギを握るのは生活防衛意識の高まりから構成比を上げ続けている新ジャンル市場での攻防だ。また、終盤からのビール類酒税一本化第一弾施行後の市場検証は、26年の完全一本化による消費変化を読む重要な試金石となる。 本紙が推定した19年の…
2020年1月1日
個人消費が未だ停滞の域から抜け出せず、依然として全般的なデフレ傾向が続いている日本経済。その中で酒類食品産業は、最大のイベントである東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会によって高まる「ハレの日気運」を余すところなく活用し、飲食の楽しさ・喜びを生活者に強く訴えることで、個人消費復調の…
2019年12月30日
財務省による果汁製品の輸入通関実績(1〜11月・表)は、りんご果汁がゆるやかな上昇、オレンジ果汁は若干の落ち着きを見せるも、グレープフルーツ果汁のCIF価格は現在も高値で推移している。 11月までの種類別詳細動向をみてみると、りんご果汁は数量5,780万4,384L、金額115億2,210万円、CIFは199円。ここ数…
2019年12月27日
日本パスタ協会調べによる11月のパスタ国内供給量は、対前年比7.4%増の2万4,242tと5ヵ月連続で前年を上回った。輸入量は5ヵ月連続で2ケタ伸長し、国内生産量も5ヵ月連続で前年を上回った。 内訳は、国内生産量が3%増の1万1,511t。輸入量は、スパゲッティが、イタリア(4.5%増)、トルコ(9.5%減)、米国…
2019年12月26日
国税庁は25日、「日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会」の中間とりまとめを都内で発表した。検討会は、委員に加え、オブザーバーや有識者を交え、9月の初開催から12月までに5回実施。今後も継続し、来春には再開予定。 最も注力する点を日本酒のブランディングとした上で、課税部酒税課の石澤弘…
2019年12月25日
今年の清涼飲料市場は、主要飲料メーカーによる4〜6月の大型PETの価格改定や、7月の記録的天候不順などにより5年ぶりのマイナス着地が見込まれるなか、カテゴリー別でみれば、紅茶飲料市場は非常に好調に推移しており、過去最高生産量の達成が確実視されている。これは、タピオカミルクティーの流行やインフル…
2019年12月24日
日刊経済通信社推定による2019年の流通菓子出荷金額は、0.8%増の1兆2,900億円を見込む。一昨年からの好調を持続していた高カカオチョコレートは、年初から荷動きが鈍化、3〜5月にかけて前年のベースが高いこともあり大幅減が続いたが、6月以降、販促が奏功し回復基調をたどった。スナック菓子は前年の増量効果…
2019年12月23日
キリンビバレッジの堀口英樹代表取締役社長(写真)は20日、都内本社で本紙のインタビューに応じ、2019年12月期を振り返った。 今期は“成長による利益の創出”を軸足とした19〜21年中計の初年度で、各ブランドへの適切な投資を徹底。「午後の紅茶」「ファイア」などで成果を挙げ、清涼飲料業界が5…
2019年12月20日
日本酒造組合中央会は18日、日本酒業界の現況と今後の展望についてメディア向けセミナーを東京・日本の酒情報館で開き、宇都宮 仁理事は「清酒の輸出は特殊要因の韓国、香港を除くと順調に推移。国内需要の減少で構成比が高まっており、日本酒は新たなステージに入った」と今年を振り返り、今田周三館長は「東京…
2019年12月19日
11月のアイスクリーム市場は前年並みで着地した。4〜11月累計は2%減で、過去最高の売上高を記録した18年度のクリアは微妙な状況。11月は北・西日本と東日本日本海側では降水量がかなり少なく、東日本日本海側と西日本では日照時間がかなり多くなった。全国的にほぼ天候に恵まれた月だったが、アイスクリーム市場は前年…
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