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日刊食品通信
2019年12月30日

輸入果汁の価格、高止まり続く


りんごは緩やかな上昇、グレープFは高騰続く

  財務省による果汁製品の輸入通関実績(1〜11月・表)は、りんご果汁がゆるやかな上昇、オレンジ果汁は若干の落ち着きを見せるも、グレープフルーツ果汁のCIF価格は現在も高値で推移している。

 11月までの種類別詳細動向をみてみると、りんご果汁は数量5,780万4,384L、金額115億2,210万円、CIFは199円。ここ数年のCIF推移(1〜12月累計)は16年183.6円、17年184.7円、18年195.4円。18年からゆるやかな上昇傾向がみられるが、今年も前年並みほどで落ち着きそうだ。オレンジ果汁は数量5,457万8,005L、金額は162億9,207万円、CIFは299円。CIF推移(同)は、16年272.7円、17年327.1円、18年313.7円。17年から高騰した単価も今年は300円台を割りやや落ち着きをみせている。

 18年に主要産地のハリケーン被害等で高騰が続いているグレープフルーツ果汁は、今年もCIF456円と未だ高ベースで推移している。CIF推移(同)は16年275.5円、17年309.0円、18年452.9円。同果実の輸入数量は高騰に伴い減少。パイナップル果汁は、18年にCIFが約4割減の大幅減少をみせたなか、今年もCIF180円と前年並みで推移している。

▼以下略

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