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日刊食品通信
2019年12月24日

19年流通菓子出荷金額0.8%増(本紙推定)


小袋パウチでサイズバリエーション拡大

  日刊経済通信社推定による2019年の流通菓子出荷金額は、0.8%増の1兆2,900億円を見込む。一昨年からの好調を持続していた高カカオチョコレートは、年初から荷動きが鈍化、3〜5月にかけて前年のベースが高いこともあり大幅減が続いたが、6月以降、販促が奏功し回復基調をたどった。スナック菓子は前年の増量効果でベースが高かったことから上期は苦戦が続いていた。一方,訪日外国人旅行者は堅調に増加し、土産物の販売が好調。従来は空港売店などにとどまっていたが、8月以降、韓国人の訪日客が大幅に減少。年間では3,300万人程度に落ち着きそうだ。また、キャンディ、ガムで始まった小袋パウチが、チョコレート、ビスケットへと拡大、サイズバリエーションが加速している。

 チョコレートはトータル1%増と推定。ムクチョコは5%増と見込む。好調が続いていた高カカオチョコは伸びが一段落、春先は2ケタ減少と苦戦が続いたが、販促・新商品等の積極策で回復基調となっている。ナッツ系は3%増と好調を持続。アーモンド、マカダミアともCVS向けパウチから大袋タイプまでとサイズバリエーションの拡大も寄与し伸長。チョコスナックは,大人需要を狙ったビタータイプが低調。秋季新商品も定番商品のエクステンション品が多く、活性化につながらなった。

▼以下略

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