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2024年5月22日
本紙が集計した4月のアイスクリーム市場は、前年同月を14%程度上回った。 気象庁によると、4月の日本の平均気温の基準値(1991~2020年の30年平均値)からの偏差は+2.76℃で、統計開始以降、最も高い値となった。下旬には広い範囲で30℃以上の真夏日を観測するなど、各地で高温の記録を更新。さらにアイスクリーム各…
2024年5月21日
ニップンの23年度(4~3月)冷凍食品売上高は家庭用・業務用とも前年比2ケタ増となった。 家庭用は、冷凍麺が2ケタ増。うち、「オーマイプレミアム」は1ケタ後半の伸び。「オーマイプレミアム ペペロンチーノ」が貢献したほか、期間限定「同 トマトクリームのスープパスタ」が昨秋冬新商品のなかで最も好調だ…
2024年5月20日
日刊経済通信社調べによる2024年4月の大手菓子メーカー6社の出荷実績(金額ベース)は、好天に恵まれ、春の行楽シーズン向けのポケット商品の配荷が好調。特に、チョコレートで板チョコ、ナッツ系、チョコスナックが伸びた。 明治=単月合計は1ケタ前半増。チョコレートは1ケタ後半増。ブランド別では「ミルクチ…
2024年5月17日
宝酒造は15日、東京・帝国ホテルで専門紙向け「2024年度事業方針説明会」を開いた。 村田謙二社長(写真)が商品育成施策を大要次の通り語った。 ①焼酎ハイボール=24年の販売計画は1,780万箱(350ml×24本)、前期比104.5%。好調のアルコール度数5%シリーズを充実、限定品を「特製コーラ割り」をはじめ、新…
2024年5月16日
日刊経済通信社がまとめた2024年4月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、5カテゴリー(チョコレート・ビスケット・キャンディ・スナック菓子・チューインガム)合計で前年同月比105%と7ヵ月連続で前年を上回った。春の行楽シーズンを迎え、ポケット商品、小袋パウチなど携帯しやすい商品の荷動きが好調。各社とも定…
2024年5月15日
日本マーガリン工業会によると2023年1~12月分の食用加工油脂生産量は、前年比4.5%減の56万8,809t。2年連続で60万tを割り込んだ。新型コロナの5類移行後、外国人観光客によるインバウンド需要を含む土産菓子需要、外食需要が急速に回復。後半は、パーム油や大豆油、菜種油などの原料油脂相場も落ち着くといった好材料…
2024年5月14日
極洋は、2024年度を期初とする新中期経営計画「Gear Up Kyokuyo 2027」を始動。井上 誠社長が決算説明会(関連別掲)の席上、前中計の総括と新中計の概要を説明した。 前中期経営計画では、過去最高益を更新するなど収益性の向上により新たな成長の基礎づくりとなる高収益構造への転換は一定程度達成できた。事業面…
2024年5月13日
2024年4月の清涼飲料市場は、数量ベースで3%増(累計1%増)となった。 天候面では気温が高かった一方で、降水量の多さや日照時間の短さなどマイナス要因があったものの、炭酸や水などが動いたほか、業務用の回復などが後押し。定番品に加え、新商品やリニューアルによる寄与も目立った。コーヒーは、天候要因のほ…
2024年5月10日
ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、カツオは好漁による供給過多で軟調が見込まれている一方、キハダはEU市場の需要が高まる見通しにあり堅調推移が予想される。 カツオは、昨2023年8月にUS$2,100をマークし、17年10月に記録した最高値(US$2,350)に迫ったが、9月以降は軟化推移、年明け24年1…
2024年5月9日
2023年度のマーガリン市場(4~3月)は、容量ベースで5%強のマイナスとなったが、22年9月に行った価格改定を背景に、金額ベースでは前年並みを確保。また、23年4月に実施された乳製品向け乳価(生乳取引価格)の引き上げに伴いバターが値上げされたため、マーガリンに値ごろ感が生まれたことも市場を下支えした。 …
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