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2024年1月22日
ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、軟化傾向にあるものの、引き続き高値水準にある。カツオは、昨23年8月にUS$2,100をマークし、2017年10月に記録した最高値(US$2,350)に迫ったが、9月以降は軟化傾向にあり、直近の昨12月はUS$1,550。これに伴い、23年の年間平均はUS$1,900(前年比12%高)と上…
2024年1月19日
2023年の訪日外国人の菓子購入金額は、合計で1,934億4,022万円、過去最高を記録した19年比で107.6%と2,000億円に迫る勢いとなった。23年10~12月の菓子購入金額は合計で655億5,499万円、146.5%と四半期での購入金額では過去最高となった。購入金額は、観光庁「国籍別比費目別購入者単価」と日本政府観光局が発表した「訪…
2024年1月18日
本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の23年しょうゆ出荷量(自家消費除く)は、33万6,571kl、前年比2.4%減となった。 カテゴリー別の動向を見ると、家庭用は前年を下回る動きに。新型コロナウイルス感染症が5月に5類感染症へ移行したことで人流が回復し内食需…
2024年1月17日
2023年の清涼飲料市場は、数量ベースで前年並み〜微増(12月単月0.5%減)となった。人流の活性化、記録的猛暑、残暑が寄与して3年連続の増加だが、値上げの影響でコロナ禍による消費減少からの回復は鈍化したと言える。 カテゴリー別では、ミネラルウォーターが生活用水としての需要、コストパフォーマンスの高さで…
2024年1月16日
日刊経済通信社推計による12月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で104%と3ヵ月連続で前年を上回った。チョコレートを中心とした冬季限定商品やイチゴ商品も荷動きは堅調で、9月以降の価格改定の影響はそれほど見られず、数量ベースでも前年を上回る商品がみられるなど、ここ数年では最も年末需要が旺盛だった…
2024年1月15日
キユーピーは11日、「2023年11月期 決算説明会」を都内で開催。髙宮 満代表取締役社長執行役員(写真)らが出席し、決算概要や企業価値向上に向けた取り組みなどについて説明した。 23年度は、売上高4,551億円(前年同期比5.8%増)、営業利益197億円(22.6%減)、経常利益205億円(24.8%減)、当期純利益132億円(17.…
2024年1月12日
キリンビールの堀口英樹社長(写真)は11日、都内で行った2024年事業方針発表記者会見で、「新ブランドのスタンダードビールの上市を含めた強固なブランド体系の確立と、新価値を提供する事業・ブランドの着実な成長をぶらざずに継続し、全員でお客様価値の創造にチャレンジする」との姿勢を示した。 冒頭、堀口社長…
2024年1月11日
本紙が推計したRTD主要メーカーの23年累計販売実績は、6社計(サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)で前年比102%だった。 社別では3社がプラス、そのうち2社が2ケタ増。横ばいで着地した前年を上回り、2年ぶりに伸長した。 3月以降各社から発売された新商品の好調が…
2024年1月10日
本紙が推定した2023年の麦芽100%ビール販売は、アサヒを除く3社計で前年比105.2%の約5,481万箱(大びん換算)となった。飲食店需要の回復や堅調な缶需要が全体を底上げした。アサヒを含むビール計の前年比106.7%を下回ったのは、新製品も上乗せしたレギュラータイプの増率が高かったことが背景にある。4社計ビール内構…
2024年1月9日
本紙が推定した国産大手4社の2023年ビール販売実績は、前年比106.7%の約1億7,308万箱(大びん換算)となった。12月が終盤の失速で105%弱と期待を大きく裏切り、11月累計からは0.3ポイント後退した。昨年12月が前年実績を下回っていただけに、期待値と実績のギャップは大きい。 一方、流通大手PBの規格変更で底上げ…
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