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2016年10月17日
今秋冬のみそ市場は、上半期に続き好調な出足となった。9月の市場全体の売り上げは本紙の推定で前年比103〜5%、10月も前年実績を上回る見通し。9〜10月にかけての気候が冷涼であったことや、和食ブームの影響、健康志向などが背景にあると見られる。特に即席みそ汁などみそ加工品は大きく伸長、8〜9月にかけて各社が…
2016年10月14日
(名古屋)中京の9月の酒類市場は、ビール類が前年を割った。天候要因も大きく影響。気温は高めに推移したが、秋雨前線や台風の影響で雨が多かった。ビール本体が前年割れの苦戦。新ジャンルは微減ペースだが、印間に明暗。業務用(樽)も実績割れ、天候が客足にブレーキ。 清酒は営業日1日多いも全般に低…
2016年10月13日
9月のアイスクリーム市場は、18%程度前年を上回った。関東で真夏日が12日(昨年3日)と上旬の天候に恵まれ、2週目終了時の市場は3割超と伸長。メーカーは主力アイテムの販売調整で対応したが、一部アイテムが発売休止となったほか、販売期間を前倒しで終了する商品が続出した。また、上期累計では7%増で折…
2016年10月12日
9月の清涼飲料実績は、前年比7.5%増と大幅な伸びで着地した。前年は全国的に気温が低く、単月で1%減とベースが低めであったことや、前半は気温が高かったことでスポーツドリンクや炭酸、無糖茶飲料など止渇系飲料が伸長した。累計は0.5ポイントアップし3.5%増。 コカ・コーラグループ=「コカ・コーラ」「ア…
2016年10月11日
日刊経済通信社調べによる9月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で101%となったようだ。チョコレートを中心とした秋季新商品の発売が上旬より始まったが、台風による天候不順、気温が高かったことで初動は鈍かったももの、ハロウィン向け商品の出荷が本格化、例年に比べ投入商品が増え、一部商品は9月中…
2016年10月7日
植物油大手各社の秋季新製品が出そろった。今秋季新製品の傾向としては、伸長傾向にある健康効果のある食用油などの品ぞろえが目立っている。家庭用食用油市場は近年、拡大傾向にあり、2015年度は過去最高規模となった。この背景にはオリーブオイルや健康効果のある食用油の伸長がある。また、健康系食用油の伸長ととも…
2016年10月6日
国内で製造された加工食品全てに原料原産地表示が義務付けられる素案が、5日開催の「加工食品の原料原産地制度に関する検討会」で提示された。 新たな原料原産地制度案は、全ての加工食品について、重量割合1位の原料の原産地を義務表示とし、対象原材料原産国が複数の場合には、3ヵ国までは重量順に国名を…
2016年10月5日
発酵乳の主要各社の秋の新商品が出揃った。今年の傾向としては、プロバイオティクス効果のある商品が目立ち、次いで簡便性や嗜好性に訴える商品が充実している。発酵乳=身体によいものという意識が消費者間に浸透したことが背景にある。今年4〜8月までの市場実績を振り返ると、4、5月は2ケタ増、6月以降2ケタに…
2016年10月4日
本紙が推定した9月のビール類販売実績は、国産大手4社計で前年同月比98.3%となった。昨年同月の麦芽100%大型新製品一斉発売や、エクステンション品の反動でビールが大きく減り、天候不順も相まって2ヵ月ぶりのマイナスとなった。 ビールは95.3%、2ヵ月ぶりのマイナス。各社とも旗艦銘柄はプラスだったが、…
2016年10月3日
缶コーヒーの秋冬商戦がスタートした。通年での展開が定着してきた缶コーヒーだが、やはり最需要期は秋冬シーズン。特に今年は「ボトル缶」の新商品、リニューアルが目白押しだ。ボトル缶は今上期の伸びも顕著で、通年で「構成比が3割に達する」との見通しもある。ボトル缶はSOT缶と比較し利益率が低く、単に「市…
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