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2018年1月1日
改善や回復の文字が躍るマスコミの経済報道とは裏腹に、庶民の消費意識は慎重そのものだ。とくに酒類食品への支出は、毎日の生活に最も近いだけに、依然として防衛意識の色が濃い。ただ、その中でもちょっとした創意工夫や、納得しやすい新提案で、新市場を切り開いたり、新規ユーザーを獲得しているカテゴリーや…
2017年12月29日
今年の酒類食品国内市場は、人口減・高齢化が加速する中、概ね堅調に推移したといえる。ただその内容は、夏場から秋にかけての天候不順で痛手を被った業種や、生活者の根強い生活防衛意識を背景に、高付加価値化が思うように進まなかった業種がある反面、新提案や創意工夫が奏功し、新境地を切り拓くことができた業種、…
2017年12月28日
近年の乾めん市場は、上位メーカーの販売実績は横ばいから微減で推移しているものの、「手延べめん」「高配合そば」「国産原料使用」などの“こだわり商品”は堅調な売れ行きを示している。18年春夏は「健康」を切り口にした品ぞろえも広がる見通し。各社は消費者が乾めんに求めるニーズを見極めながら…
2017年12月27日
日本スーパーマーケット協会は25日、年末会見を行い、川野幸夫会長(ヤオコー会長)は業界生き残りのため「生産性の向上と働き方改革への対応が急務」との考えを示した。精算の効率化を目指した「レジレス」に関する研究にも本格的に取り組む方針だ。 協会では働き方改革への対応として、「営業時間の見直し…
2017年12月26日
2017年度の家庭用チルドめん市場は、販売金額で1%減ペース(業界調べ)となっているが、9月以降は寒さもあってプラス基調に転じている。先行きは楽観できないものの、年度(4〜3月)ベースで9年ぶりの前年クリアが望める情勢だ。メーカーの販売実績をみると、上位3社は通期で前年クリアすると予想。18年春夏に向け…
2017年12月25日
味の素社は、韓国の農心と合弁による粉末スープ生産会社設立に合意。21日に合弁事業契約を締結した。 味の素社は、1983年にソウル事務所、2003年に韓国味の素社をそれぞれ設立。06年からは、家庭用量販店への強い販売力を持つ農心に風味調味料や個食粉末スープ「VONO」との販売を委託し、コンシューマー食品事業を強…
2017年12月22日
アサヒ飲料の岸上克彦社長(写真)は、このほど本紙の取材に応え、17年度を振り返るとともにと18年度の方針について語った。「今年は、『ウィルキンソン』『カルピス』などのブランドがけん引し、市場を上回る1%増と15期連続の販売増を見込む。健康領域の商品も手応えを感じている」などと話した。 17年振り返り=…
2017年12月21日
ワイン最大手のメルシャン・代野照幸社長(写真)は、19日に東京本社で開いた記者会見で17年の方針を振り返り、概況を語った。 「シャトー・メルシャン」育成=ワインづくり140年の節目の年ということもあり、「シャトー・メルシャン」では様々な取り組みを行った。長野・塩尻市の新ヴィンヤードでは植樹式を実施し、…
2017年12月20日
冷凍野菜の需要が高まっている。主要各社とも販売は好調に推移している。これまでも天候不順で生鮮野菜が高騰すると、便利で安定価格の冷凍野菜が脚光を浴びてきたが、「昨年の野菜高でトライアルユーザーをつかんだ」(大手メーカー)とみる向きが多い。2016年秋は台風や長雨の影響で生鮮野菜が高騰し、冷凍野菜の需要…
2017年12月19日
本紙推定による2017年の流通菓子出荷金額は、1.6%増の1兆4,647億円を見込む。高カカオチョコレートが一昨年からの好調を持続するとともに、乳酸菌など機能性チョコマイナスが大きく伸長。ビスケットも、クッキー系、半生系も堅調。さらに、春先の大型イベントとして期待が集まる“イースター”も参加メ…
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