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日刊食品通信
2018年3月22日

キリン・トロピカーナ、18年度10%増目標


100%・100%未満の2本柱で価値訴求

  キリン・トロピカーナはこのほど18年度事業方針を発表。100%果汁の再提案と100%未満の新提案の2本柱で販売数量10%増を目指す。小澤 徹取締役企画部長(写真)に方針概要について聞いた。

 17年振り返り=清涼飲料市場全体が前年並みで着地も果汁飲料市場は前年比3%減と引き続きダウントレンド。トロピカーナブランドは果汁入り炭酸などのアイテムを計画的に絞り込んだことなどから年間販売箱数は前年比10.3%減の1,643万箱。果汁100%カテゴリーでは、「まるごと果実感」をキャップ付容器に刷新。利便性では好評も価格改定による飲用頻度の低下で同シリーズは前年割れを喫した。一方でストレート果汁100%の「ピュアプレミアム」は安定的に推移。ほか「トロピカーナ 100%」(250ml紙容器)は市場ダウントレンドの流れを受けつつも「シーズンズ・ベスト」などの提案でカバー。チルド100%果汁においても前年並みを維持した。

 18年事業方針=“果汁の再発見”(100%果汁)と“果汁の進化”(100%未満)の2つの柱で現代の生活に合った果汁飲用スタイルを提案。新商品の投入からも10%増を目指す。100%果汁は「果汁で良い準備」をテーマに果汁を飲む価値を生活に合わせて紹介。PRでは“納得”と“共感”のインフルエンサーを起用したwebでの情報発信を中心に店頭と連携。春夏秋冬の季節感を持った多様なニーズに合わせた価値提案を行っていく。

▼以下略

 

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