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日刊食品通信
2018年3月14日

2月のアイス3%減(本紙調)


寒波続き、市中在庫も重荷に

  2月のアイスクリーム市場は、3%減で着地した。また、17年度累計(4〜2月)も前年並みまで低下。過去最高だった16年度をクリアできるか微妙な状況となった。

 2月の日本は強い寒気に覆われることが多く、全国的に気温が低めに推移した。冬型の気圧配置が強まったことで、日本海側では上旬後半と中旬前半を中心に記録的な大雪を記録。アイスクリームは月初の在庫水準が高かったことから、全般に荷動きが低調で、高い昨年実績(6%増)も重荷となった。2月の各社実績は次の通り。

 ロッテアイスは9%減。この時期主力の「雪見だいふく」が19%減で、マイナスは昨年ヒットし休売となった“黄金のみたらし”の反動。クーリッシュ」が31%増。「モナ王」が2%増。「爽」が8%増。「レディーボーデン」が6%減。「ガーナ」が8%減。「バニラバー」が10%増。“黒みつ抹茶”が上乗せとなった「ハーシー」が35%増。「スイーツスクエア」が75%増。江崎グリコは1%増。「パピコ」が12%増で“チョココーヒー”が6%増、セカンドフレーバーは5割増。“大人”を含めると9%増。「アイスの実」が6%増。「ジャイアントコーン」が5%減で“大人”を含めると7%増。「パナップ」が10%減。「牧場しぼり」が14%増。マルチはトータルで1%増。このうち330円とOP層が前年並み、420円層が3%増、500円層は7%減。森永乳業は3%増。「モウ」が15%増で“バニラ”が10%増。「パルム」が前年並み。「ピノ」が10%増。

▼以下略

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