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日刊食品通信
2018年2月2日

今年のビール類販売、反動減でスタート


新ジャンルは新製品が底上げ

 本紙が推定した1月の国産大手4社ビール類販売実績は、前年同月比98.3%と8ヵ月連続のマイナス、2年ぶりにマイナスでのスタートとなった。ちなみに17年1月は、年末商戦の煽りを受け大幅減となった前年1月の反動で、6.6%の大幅増となっていた。

 内訳はビールが98.0%、8ヵ月連続のマイナス。「一番搾り」が好調なキリンがプラスとなった模様。新ジャンルは100.6%、6ヵ月ぶりのプラス。発売1週間で年間目標の2割にあたる約2,000万本(350ml缶換算)を販売したキリン「のどごし STRONG」と、約700万本を販売したサッポロ「極ZERO 爽快ゼロ」の新製品2品が全体を押し上げた。発泡酒は93.9%、8ヵ月連続のマイナスだった。

 また、カテゴリー構成比は、ビールが47.6%(前年同月47.7%)、新ジャンルが38.2%(37.4%)、発泡酒は14.2%(14.9%)だった。

 なお今月は、3月からのアサヒ業務用商品の一部値上げを前に、ある程度の仮需発生が想定されている。

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