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日刊食品通信
2015年8月21日

「ビールが魅力的に映る取り組みを」


ビール組合水谷新会長が就任会見

 ビール酒造組合は19日、水谷 徹新会長代表理事(サントリービール代表(取)社長・写真)の就任記者会見を都内で開催。水谷新会長は上期のビール類市場について振り返り、「加盟各社とも需要喚起に努力したが、ビール市場の成熟化に歯止めがかからず、ビールというカテゴリーが他酒類との競争で優位に立てていない。ビール自体が魅力的に映るようなことを組合として取り組んでいきたい」と語った。組合の取り組む課題は要旨以下の通り。

 公正取引の推進=今年も5〜6月に全国8ヵ所で合同支部調査委員会を開催し「公正な取引の推進」「優越的地位の濫用問題」を中心にヒアリングと意見交換会を実施。引き続き市場実態の把握に努めながら公正な取り引きの推進に取り組む▽酒税に関する要望=ビール類にはもともと高額な酒税が課せられており、総需要の維持拡大のためにはビール・発泡酒・新ジャンルの酒税の大幅な減税が最重要課題。「発泡酒の税制を考える会」との連名で平成27年度税制改正要望書を作成し、国会議員への陳情、財務省や与野党ヒアリングでの説明などで、減税を訴えかけていく。

 適正飲酒に対する取り組み=アルコール健康障害対策基本法では、基本計画が来年5月までに閣議決定。関係者会議の委員には友野専務理事も任命されている。

▼以下略

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