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日刊食品通信
2017年12月19日

17年流通菓子規模、微増に(本紙推定)


ハイカカオチョコ、クッキー・ビス堅調

  本紙推定による2017年の流通菓子出荷金額は、1.6%増の1兆4,647億円を見込む。高カカオチョコレートが一昨年からの好調を持続するとともに、乳酸菌など機能性チョコマイナスが大きく伸長。ビスケットも、クッキー系、半生系も堅調。さらに、春先の大型イベントとして期待が集まる“イースター”も参加メーカー・商品が増えたこともあり約2割増となった模様。その一方で、前年夏の北海道地区の豪雨の影響で道産馬鈴しょが記録的な不作となり、3月以降カルビー、湖池屋がポテトチップスの一部商品を休止するなど影響が出た。

 チョコレートは102%と推定。一昨年7月に板チョコの主力アイテムとナッツ系チョコで価格改定を実施。板チョコは前年末までにほぼ9割まで回復したものの、ナッツ系は特売頻度の減少が大きく響き6割程度の回復にとどまっている。その一方で、高カカオチョコレートの勢いは衰えず、ナッツ系やチョコスナックなどにも拡大するなど増勢は続いている。チョコスナックは各社定番商品が引き続き好調で、期間限定品の投入もあり前年を上回ったようだ。

 ビスケットは102%と推定。ソフトビスケット・クッキー系は、高品質訴求商品の拡大で好調。

▼以下略

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