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日刊食品通信
2017年11月22日

“糖”と向き合い、“糖”を極める


カンロ三須和泰社長に聞く

 キャンディ市場はここ数年、微増で推移するなど表面的には堅調だが、そのカテゴリー間で明暗が分かれている。主力のハードキャンディが苦戦する一方で、グミ、錠菓が伸長し市場をけん引している。キャンディ大手のカンロはこのほど、40年振りにCIを変更しロングセラーブランド「カンロ飴」を60年振りに刷新、さらに海外市場にも進出すると発表した。さらに、同社のイメージを「糖と歩む企業」と位置づけ、“糖”と向き合うことを宣言した。「ロカボ」が話題になるなど糖質に対する風当たりが強い中、“糖”を極める方向性を打ち出した、三須和泰代表取締役社長にその背景を聞いた。

 —キャンディ市場は大きく変わったが

 販売状況を見ていると、和風の飴の売り上げが全体的に下がり、これがハードキャンディマイナスの一因となっている。「カンロ飴」はおいしいが、大きかったり、今の時代にそぐわないようなところもあると思う、小さな子どもさんが「カンロ飴」のような和風の飴をなめる姿が減っている。その子どもたちがシニアになったときのことを考えると非常に難しい面がある。子どもの頃に慣れ親しんだ味があることを考えると今の和風のキャンディには危機感を持っている。

 —新スローガンにはこめられているものは

 “ライフ タイム カンロ”は人の一生に寄り添うキャンディとして、小さな子どもたちにもなめてもらえるようなもの。

▼以下略

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